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過去編→10 好きに ページ21

終わって走ってあの子の事務所に行く
多分今日いる
だって仕事だから

車を停めて事務所に入り彼女を呼ぶ


貴方:「…え?」

福山:「今日空いてます?」

貴方:「あー…まぁはい」

福山:「なら、会いませんか?」

貴方:「今あってますよ?」

福山:「ちゃんとしたところで貴方が落ち着いてから話したい」

俺が必死にいってるのを聞いてか彼女は疑問に思いながらも頷いてくれた

それまで待つことになった

少したち荷物を持った彼女が俺の車のところに来た

貴方:「すみません。遅れて」

福山:「いや、良いんです。あの」

貴方:「はい?」


彼女の目を見てまっすぐ答えよう
そうしないと貴方は俺からすり抜けていきそうだった
俺は一回だけ深呼吸して彼女の右腕を掴んだ言った


福山:「俺と、付き合ってくれませんか」

貴方:「……ぇ、あ」

驚いている彼女は俺の手を見ながら赤面していた
そりゃあそうだここは駐車場なんだから

すると彼女は小さな声で呟いた

貴方:「……本当…ですか?」

福山:「おれ嘘は言いわない。Aさんの方が好きだ」

我ながら恥ずかしいことを

彼女はそれを聞いて顔を上げ俺の目を見て来た

なぜか彼女の目は今にも泣きそうだった

その涙はなんの意味があるんですか?
聞きたいけどもしもがあって聞けなかった

すると彼女は震える声でまっすぐと答えた

貴方:「私は、福山さんのことが…好きです。」

聞きたかった言葉

俺はそれを聞いた途端彼女を引き寄せて抱きしめた

こうしたかった


彼女は俺の服をギュッと掴んでいた
どんな気持ちだったんだろう
戸惑ったのかな
なんだろうか

知りたくて知りたくて仕方がなかった

彼女は俺から離れて話だした

貴方:「私、お見合いがあるんです…でも、いやで。断ろうかなと思ったんです。好きだったから、

やっと踏ん切りがつきました」

フワッと笑う彼女は泣きながらそういってきた

これが俺と彼女が付き合った理由

まぁ珍しい人に恋をしたなぁとは思った


俺、この人のこと好きになってよかった。


そう思ったのは本人にも秘密で…

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ハル春 - じゅんじゅんlove!さん» ありがとうございます!始めてすぎて何が何やらですが自分なりに頑張っていこうと思います。コメントありがとうございます。 (2017年1月8日 2時) (レス) id: 6b5bdc8279 (このIDを非表示/違反報告)
じゅんじゅんlove! - 更新頑張ってください♪ (2017年1月5日 13時) (レス) id: b48729d962 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル春 | 作成日時:2017年1月4日 1時

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