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過去編→8 カメラ ページ19

カシャカシャ

貴方:「福山さん、次は窓際の方で撮りますね」


雑誌の撮影でこの人が担当だった

カメラを首にかけてそして腕には付箋や何か書いてある

あれ、消えるのかな??

移動する時その腕を見ているとカメラのシャッターが切れる音がした


福山:「ん?」

顔を上げると彼女は俺の方に片手でカメラを抱えていた

貴方:「真剣な顔だったので。」


そんな真剣だったの?俺


貴方の腕を見てましたとも言えずははっと笑いながら誤魔化す

すると彼女はまた付箋に何か書いていた

福山:「それ、何書いてあるの?」

貴方:「え?あぁ、何枚めから何枚めがここで、そして自分的には何枚めが良くて光の調節は何枚目がいいとか

瞬時に把握できた内容だけ書いてるんです。
自己流ですけどね」

なるほど

だから腕に書くのか紙に書くのは時間がかかるから

でもその腕のを落とすのは大変だと思う

その時俺はその腕に書いてあるのを見るためにか彼女の腕を掴んで見ていた

貴方:「あ、あの」

福山:「俺にいい考えあります。」

貴方:「……え?」

そういって俺はニッと笑い

撮影に挑んだ





終わったあと少しだけ用があるといって急いであるものを買いに行った

それは高校とかで使うやつ

福山:「Aさん!」

貴方:「ふ、福山さん!?え、帰ったんじゃ」

福山:「これ、使えるよ?」

そういって俺が渡したのは暗記とかでするフラッシュカードというやつ
通称暗記カード

福山:「リングのところを左手の指にかけて書くときにすぐにかける

それに、書き終えたら一枚めくればいい

だめ、かな?」


彼女は俺が渡してきたカードを見て俺の方に目線を移していた

貴方:「…あー、なるほど。

福山さん、私の手のことを心配しましたね?」

福山:「え、え!?」

なんか勘付かれてる気が…

ても彼女はリングを左手の中指にかけていた

貴方:「あ、いいですね。これ。

使わしていただきます。福山さん、ありがとうございます」


笑顔の彼女がそこにはいた

危ない

バレたと思ったじゃん


案外勘が鋭くて俺大変だと思う…

でも嬉しそうにカードをめくったりカメラを撮ったりしてる彼女を見て


あ、これ案外良いかも

と思った俺はそっとしておいてください




そして、これは俺らが付き合う1ヶ月前の話

付き合うきっかけになったのは


福山:「え?結婚??」

貴方:「あ、結婚じゃないですよ。お見合いです。

親が勧めてきて、まぁ相手が…どうですかね」


これです。

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ハル春 - じゅんじゅんlove!さん» ありがとうございます!始めてすぎて何が何やらですが自分なりに頑張っていこうと思います。コメントありがとうございます。 (2017年1月8日 2時) (レス) id: 6b5bdc8279 (このIDを非表示/違反報告)
じゅんじゅんlove! - 更新頑張ってください♪ (2017年1月5日 13時) (レス) id: b48729d962 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル春 | 作成日時:2017年1月4日 1時

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