過去編→3 会わない ページ14
撮影は順調に進んだんだけど
案外早く終わった…
そして、会えないのかな？と思った
会いたいのに会えない…
これほど辛いものはないと思った
といっても相手に告白していない
福山潤、ピンチです！
マネージャーに聞きたいけど
言ってしまえばネタにされる…
福山:「…運にかけるか」
はぁーと息を吐いて歩く事務所の中
今日の仕事は午後からなのでちょっと事務所によった
朝はあんまりなぁ
その時、目の前から封筒を持った女性が歩いてきた
あれ？
貴方:「あ、おはようございます」
福山:「あっ！？あ、おはようございます」
変な声出た！
貴方:「どうされたんですか？そんな焦って」
クスクスと笑っていますがあなたの事を考えていたんです
貴方:「福山さんのそういう声アニメしか聞いたことありませんね。」
福山:「あれ？アニメ見て」
貴方:「はい、一応写真とか撮影で一緒になる方はある程度作品を見てるんです。そうすれば、今回はこう撮ろうとかあるので」
頭いいな…
口が滑っていたのか俺は
福山:「Aさんは流石ですね！俺！もっと撮ってもらいたいてすよ」
貴方:「…え？」
名前＋なにかおかしなこと言ってる！？！？
やべぇ…
やらかした
すぐに反論して伝える
福山:「そ、そんなんじゃ…」
貴方:「いいですよ。Aで。私そういうの気にしないので」
ニッと笑顔で伝える彼女
やばい
福山:「…以後気をつけます」
のまれる
珍しい子にあったな
多分俺より年下なのに
福山:「…またここに来ますか？」
貴方:「え？あぁ、…今回は書類と福山さんの時の撮影のを持ってきただけなので……また、多分どこかで会えますよ」
考え込んだってことはないのかな？
どこを次はとるのかな？
まだ…
福山:「まだ、話したいです」
貴方:「…ぇ」
息を呑む彼女が目にいった
あ、俺なんて馬鹿なことを…
なんて言えばいい？
福山:「そ、そんなやらしいのはないですよ！？話が面白いので」
貴方:「…ははっ、ではこれ渡しときますね」
そう言って渡してきたのは名刺だった
これ…
貴方:「…あまり渡さないんですけどね。これ、電話番号書かれているので」
福山:「え、でも俺」
貴方:「いいですよ？私は気にしないので」
大人だな
でも
福山:「…ありがとう」
俺から何もしてないな
彼女に惚れるのは遅くはなかったのだ
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ハル春 - じゅんじゅんlove！さん» ありがとうございます！始めてすぎて何が何やらですが自分なりに頑張っていこうと思います。コメントありがとうございます。 (2017年1月8日 2時) (
レス) id: 6b5bdc8279 (このIDを非表示/違反報告)
じゅんじゅんlove！ - 更新頑張ってください♪ (2017年1月5日 13時) (レス) id: b48729d962 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春 | 作成日時：2017年1月4日 1時
