episode.2 ページ3
〜貴方side〜
大学を卒業し、俺は2年半でカナダに帰ることが決まった。
アメリカからカナダまで約12時間。
約半日を使い、俺はカナダのカンガリー空港まで戻ってきた。
「ルイ久しぶりだな！」
「Long time no see, Rob.」
(お久しぶりです、ロブさん)
「なんだ？英語が抜けないのか？」
「すみません、向こうでの生活が長かったので」
久しぶりに話す日本語に少し新鮮味を覚えつつ、俺はロブと2人で春子が住む別荘へと車を走らせた。
「どうだルイ。久しぶりに見るカナダの景色は」
「空気も美味しいし、いつ見ても綺麗な景色です」
青々と茂った草原や、高く大きな木林。
汚れを知らないカナダの空気を大きく吸い、俺は懐かしの景色を眺めた。
そして話しながら車を走らせること3時間。
ようやく着いた久しぶりの別荘。
すると、ロブがふと気になることを言った。
「でもあれだな！春子が今のルイを見たら驚くだろうな」
驚く？
「どうしてですか？」
「昔の小さかった時とはまるで別人だからな」
そう言って大きく口を開けて笑うロブ。
確かに向こうで生活してから、多少は身長も伸び声も変わった。でも・・・・
ロブは車を止めに行き、俺は荷物をもって懐かしいドアを開いた。
((ｶﾞﾁｬ
「ただいま戻りました」
俺がそう言うと、リビングのドアからフミエが顔を出した。
「あら、まぁ〜立派に成長して」
口元に手をやりながら笑うフミエ。
その仕草はとても可憐で、本当に美しい。
「多少は変わりましたが、僕は僕ですよ？」
「そうね、春子なら部屋にいるから呼んで来るわね」(((ﾌﾌﾌ
笑うフミエを見送り、俺は持っている荷物を全て、自分の部屋へと運び、着替えを済ませ、もう一度下へと降りる。
留学中、春子からは一度も連絡がこなかった。
その為、話すのは二年半ぶりになる。
少し緊張しながらも、俺は全員が集まるリビングへと足を踏み入れた。
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悠優(プロフ) - すごく面白かった！！SUPERLOVERSの作品で、こんなにいいものに出会えたのは初めてです！男主君の感情に涙が出たり……。いつもすごい、更新と結末が楽しみで待ってました。続編も書いてくださるならば沢山読みます！！ (2018年5月28日 5時) (
レス) id: ff0955d0d1 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 続編もちろん希望です！SUPERLOVERSのあの焦れったい感じの雰囲気がすごく表現されてて、ユピノンさんの小説が大好きです^ ^ これから男主くんがどうなっていくのか、楽しみに続編期待してお待ちしてます！^ ^ (2018年5月28日 3時) (レス) id: a438011908 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き気になります！主人公と晴の関係も気になります！なので続編希望します！ (2018年5月28日 3時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
サイコパス(プロフ) - 凄い気になる！続編待ってます！！ (2018年5月28日 1時) (レス) id: d972e9a204 (このIDを非表示/違反報告)
玉子(プロフ) - とても楽しませてもらいました！本当にこの物語が大好きで続きもきになるので続編待ってます！ (2018年5月28日 0時) (レス) id: ae214f582e (このIDを非表示/違反報告)
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