やっぱり君が好き

story 61 ページ11

ch side



｢……は？｣




最初……言葉の意味を理解できなかった。


事故……？





なんで…なんで神様はいつも彼をこんな目に合わすのか


やっと手に入れた幸せ


それすらも壊そうとするなんて…。





仕事が終わった僕は急いでマネージャーの車で病院に向かった。


向かう途中に考えるのは


2人がいなくなってしまったらなんて言う


ネガティブなことしか考えれなかった……


マネージャーの運転する車の中


2人の無事を祈りながら


涙が溢れた。


｢どうかっ……、無事…でいてっ、｣


お願いだから、


何事もなく無事でいてくださいっ、


途中に乗ってきた宏太に


｢大丈夫だよねっ、｣


yb｢……2人なら大丈夫だ｣


そういう宏太の手が震えてるのがわかる。


宏太だって心配で仕方が無いのにこんなことを聞いてしまう僕は最低だ……。


きっと宏太は


僕が泣いてるから……


泣かないんだね。


ごめんね


yb｢あいつらを信じよう｣


｢……ん。｣


泣くのは後でもできるんだ。


今は信じるんだ


2人を


絶対に大丈夫だって…

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