神威の恋人は “男” ですっ！←【銀魂】

十三話　珍しい ページ15

皆さんこんにちは

春雨第七師団団長補佐のAくんだよ！←

現在俺は、明日天変地異でも起こるんじゃないだろうかと心配中です。

なぜかって？

あれを見りゃ誰でもそう思うだろうよ

・

威「はぁ……」

・

あの明らかに元気の無い神威！！

しかも大きな溜め息までついちゃって！！俺は心配でなりません。

あ、神威じゃなくて天変地異の方のね←

というか、一体どうしたんだ？


威「…………ｸｽﾝ」


Σ今度は鼻をすすりだした！？

ホントにどうしたんだよ！！

悩みでもあるとか…！？

……慰めてあげた方がいいかな…

・

貴「神威！！」

威「…A……？」

Σうえっ！？な、涙目！？

可愛……じゃなくて！！

貴「どうしたんですか神威！！何か嫌なことでもあったんですか！？」

威「ん……いや、大丈夫だよ。うん。」

貴「いや、でもいつもより様子が変じゃないですか！俺でよかったら相談にのりますよ？」

威「……熱い……」

貴「………あ、熱い？」

威「ん………なんか、体が熱いんだよね………頭もぐらぐらするし…」

貴「な………」

威「それ…でね……視界もぼんやりしてて……あぁ……Aが大きい犬に見えるよ…」

・

……マジデスカ←

貴「Σちょっ、かむっ、えぇ！？そ、それって……はぁぁ！？」←

ま、ま、ま、待ってくれ。

ちょっと状況整理をさせてくれないか←

貴「えー……と、つまり貴方は熱があると？」

威「……ん…」

貴「……風邪か」

威「か……ぜぇ？…なに、それ……」

はぅ、可愛い…←

いつもの憎たらしい神威とは大違いじゃねーかこんちくしょー！←

貴「…ｺﾎﾝ←……風邪はですね、病気の一種ですよ。でも、そんな重い病気ってわけじゃないですから…」

威「……俺も……そんなに……落ちぶれちゃったの…かな…ぁ」

やっぱそれしか考えてねーのな←

貴「大丈夫ですよ、風邪くらいひいたって。弱いことにはなりませんから」

威「そ……か………」

Σバタンッ！！

貴「……あぁ、寝たのか」

…はぁ、それにしても珍しい

まさか神威が風邪ひくなんてなぁ

・

貴「………それにしても、寝てる顔だけは普通の子供だな…」

さすが童顔←

え？俺も人の事言えないって？

………うっさい黙ってろ←

・

貴「……まぁ、とりあえずこいつの看病するとしようかな」

十四話　看病は真面目にやれ←→←〜作者から〜

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す