86、好きなお菓子は? ページ39
乱歩、江戸川乱歩。
武装探偵社の大黒柱といっても過言じゃないくらいの名探偵だということは、この前の『横浜男性自 殺事件』諸々の時に凄く実感した。
『でも…乱歩さんと一対一では話したことないかも』
そんなことを思いながら、乱歩からリクエストを聞くため彼のデスクに行くと、お菓子を頬張っているところだった。
「乱歩さん、お菓子買ってこようと思うんですけど、何か好きなものありますか?」
「んぇ?ポッキー、飴、ねるねるねるねる、ポテチに大福に…」
次々と出てくるお菓子の名に思わず苦笑する。
どうやらお菓子系なら何でも好きなようだ。
「分かりました、買ってきますね」
「あぁ、ちょっと待って」
社を出ようと背を向けたが、乱歩に引き止められて立ち止まる。
振り返ると、彼はいたずらっ子のような笑みを浮かべていた。
「ど、どうしました?」
何故か、胸のざわめきを感じた。
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ぺぽん(プロフ) - めろ。さん» コメントありがとうございます、そう言っていただけて飛び上がるほど嬉しいです!これからも楽しく読んでいただけるように頑張りますね🙌 (2023年1月15日 5時) (レス) id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
めろ。(プロフ) - 国木田くんの夢小説あまり見かけないのでこの作品に出会えて嬉しいです!!この作品大好きなのでこれからも更新頑張ってください!応援してます!!!! (2023年1月14日 23時) (レス) id: 8e324f8e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺぽん | 作成日時:2022年12月18日 22時