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ヴィルside
「月見草、天使の羽、そして、、、妖精の涙」
グツグツとなる大釜を混ぜながらアタシはニヤリと笑う。
「これで、完成したわ。
超効果が凄い惚れ薬を」
さっき完成したこの惚れ薬は、効果は最大。
なのに、なのに、、！！
なぜ、
「アタシに惚れないのよ」
毎回アタシが作ってあげるというのに、子ジャガはアタシに惚れない。
惚れ薬を作るのは禁止されている。
知っているわ、そんなこと。
でもね、皆んな普通に使っているわ←
この惚れ薬は、強烈。
これを飲めばあの子は、アタシに夢中になる。
それでも、上手くいかない。
「効かないのよね、、、」
何故かあの子ジャガには効かない。
耐性を持っているはずでもない、ただ効かない。
最初は薬を使わずにアプローチをかけてたわ。
それでもあの子は気づかなかった。
「鈍感すぎるわよ、、、」
もし上手く行けば、既成事実を作ってアタシのものにするつもりだった。
戸籍なんて、アタシにかかれば簡単に作れる。
だから大丈夫だろうと、そう思っていた。
だけど、
「やられたわ、、、」
今まで失敗はしなかった。
毒だって惚れ薬だって何回も作ってきた。
アタシが失敗するはずもない。
「どうすれば良いのよ、、、」
どうせ、これもあの子ジャガには効かないわ。
だけれど、絶対に手に入れて見せる。
良い？
「あの子は��僕��のものだ。必ず手に入れて見せる」
アタシにかかれば簡単よ。
待っていなさい子ジャガ。
「アタシが惚れさせるわ」
彼女は��僕��のものだ。
、、、、、
、、、
、
「もしかして、、、いや違うわ。」
「そんなことあるわけがない。」
「そう、、、あの子がアタシに惚れているって。そんな訳ないじゃない。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
はい、ヴィル様をね、ちょっと男口調にしたよ。
だってカッコいいでしょ！？あのヴィル様が男口調だったら、、！！
ということで、違和感があるはずですが、許して下さい！
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作者名：雪月花 | 作成日時：2020年9月26日 21時
