拝啓神様…ちょっとチートすぎやしませんか？【ワールドトリガー】 (ページ23)

今日:15 hit、昨日:5 hit、合計:309,435 hit

第21話　訓練② ページ23

陽「おつかれだな」

「偉そうに言うな」

陽「へぶっ」

お子様に軽くチョップをしてから伸びをする。

現在昼の12時ジャスト。

林「すごいな～。本当にイルガー100体を倒しちゃうとは」

「あ、ボス。お邪魔してま～す」

ボスに軽く頭を下げて水分を取る。

陽「さすが林檎だ」

「なんで上から目線なのかな？」

陽「ひたひはらははへ！(いたいからはなせ)」

お子様のモチモチほっぺをぎゅー、と横に引っ張る。

しばらくそうやって遊んだあと、ボスのほうへ向く。

「今度迅さんに模擬戦やってくれってお願いしといてくれません？」

林「そうだな。ランク戦は対人戦闘だしな。よし、俺から言っておこう」

「ありがとうございます」

お子様のほっぺを離すとペチンと音が聞こえた気がした。

さて、残りはバンダー100体。

結構孤月の扱いにも慣れてきたので銃手(ガンナー)用トリガーを試してみるか。

結構時間がかかると思うけどまぁ、半日あれば十分練習できるだろうし。

栞が作ったマニュアルにはバイパーが使えるようになるとかなり実戦で役に立つそうだ。

でも、あらかじめ弾道を設定しないと行けなくて、リアルタイムでそれをするのは難しい、って書かれてある。

難しいと言われれば挑戦したくなるのが人間。

というわけで、バイパーの弾道をリアルタイムで設定できるようになろう。

もう、これはなれだと思うから足りなかったらノルマを増やそう。

別に今日習得しなきゃいけないというわけじゃないし。

「陽太郎、続き頼むよ」

陽「！わかった。まかせろ！！」

笑顔で言う陽太郎に少しだけ微笑んだ後、訓練室に戻る。

さて、まずはアステロイドを標的に当てるところからだな…。

～～～～

「ぷはぁー。疲れたー」

陽「まさか５時間ぶっとうしでするとはな…。さすが林檎」

何か陽太郎に認められたっぽい。

名前で呼んだのが大きいのかな。

とりあえず感覚はつかめてきた。

でも、実践に使うにはまだまだって感じだ。

いやー、なかなか難しいよね。

？「疲れたー」

？「結構時間かかりましたね」

？「今日のご飯はうんとおいしいのを作ろう」

ソファに座って一息入れていると玉狛のA級３人がやって来た。

ああ、そういえば今日はラッドの一斉掃除日か。

お疲れ様だなぁ。