48.温泉3 ページ49
男湯
ロ「ほっほう！これはまた凄いとこじゃのう」
シ「色んなお湯があるわね！楽しみだわ！」
カ「旅館の部屋もかなり立派だったしな、ラースが貰ったやつかなりいいチケットだったんだな」
ラース「お！カミュにもわかったか。あのチケットの凄さが。だから俺は皆誘ったんだ、こんな所いつ行けるかわかんないからな」
カ「.....おい、シルビアのおっさんとラースはあんまこっちくんな」
シ「ちょっとどうしてよ。カミュちゃんのいけず」
ラース「.....なるほどな」ニヤニヤ
カ「ラース、うるせえ、こっちくんな。そのガタイで近寄られると暑苦しいんだよ」
ラース「そんな事言って本当は身ちょ...痛っ」
カ「うるせえっつってんだろ！ぶっとばすぞ！テメエ！」
ベ「ちょっと、カミュ！騒がしいわよ！広くてはしゃぐのはわかるけど程々にしなさい！」
カ「ハァ！何言ってんだか。はしゃいでたのはどうせ自分だろ！お子さまはひろーい場所がお好みですからね」
ベ「何言ってんのよ！私は静かに楽しんでたわよ！騒がしくしたのはそっちじゃない！」
マ「まあまあ、ベロニカ。落ち着いて、ほら今度はあっちの方に行ってみましょう」
ロ「.....この壁の反対側は女風呂なのか」
イ「？おじいちゃん、どこに行くの？」
ロ「おお、イレブンよ。お主もくるのじゃ、実はこの温泉にはお宝があってのう、それを見つけようと思うんじゃ」
イ「お宝！？面白そう！行く行く」
カ「おい、イレブン。やめておけ、そのじいさんの言っている事は嘘だ。地獄を見る事になるぞ」
露天風呂
ラース「なあ、じいさん。本当に覗く気か？」
ロ「おお、ラースよ。この先には男のロマンが広がっておるのじゃ。お主も....」ゴンッ！ドサ
ラース「まったく、王の威厳はどこへやらだな」
シ「あら、ラースちゃん。あなたも止める側なのね。意外だわ。それとも、マルティナちゃんを見られたくなかったのかしら？」
ラース「.....何を言っているのか、さっぱりだな。大体ベロニカもあんたも俺とマルティナの事何だと思ってやがる」
シ「うふふ、ごめんなさいね。でもねラースちゃん、私達この後命の大樹に行って魔王ちゃんからこの世界を守れたらこんな風に一緒にいる事は難しくなると思うのよ。だからあなたの伝えたい思いを早いうちに伝えた方がいいと思うわ。自分の気持ちに素直になって」
ラース「........(そういえばセレン様も同じ事を)」
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作者名：はるさめ | 作成日時：2020年1月7日 23時
