BC&FL:隣にいるから ページ43
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私には、とても素敵な
3つ上のバンチャンオッパ。チャニオッパ、と呼べばいつも明るい笑顔でこちらを向いてくれる。考え方が大人で、私がイライラしていても冷静で、しっかり話が出来るからチャニオッパと喧嘩なんて一度もしたことなくて、本当に完璧な彼氏さん。
だった。
些細な違和感は、もう結構前から。
『オッパ、ここまた来たいね！』
BC｢……｣
『オッパ？大丈夫？』
BC｢……ん？ああ、ごめんA、ちょっとぼーっとしちゃってた｣
私の声に気づかない事なんて、眠い時や仕事に集中している時にしかなかったオッパが、外出中に私の声かけに気づかなかった。
でも、そんな些細な事をいちいち気にしていたらオッパも面倒に思うだろうから、とその時は特に追及しなかった。
けれどそれから。
BC｢A、明日はやっぱり家で映画でも見ない？｣
『え？』
BC｢ごめんな、ちょっと最近仕事が立て込んでてもしかしたら途中でバテるかもしれないなと思って……そうなったらせっかく出かけてもAが思いっきり楽しめないから……｣
『分かった、私は大丈夫だよオッパ。ありがとう、気をつかってくれて』
だんだんと2人で外に出ることが減ったり。
『ただいまー、』
BC｢お！おかえりA、今日寒かっただろ〜｣
『うん、ほんとに急に冷え込んできたね』
BC｢あれ、その飲み物買ったの？｣
『あっこれ？ううん、たまたま帰りにリクスと会って｢今日寒いでしょ｣ってくれたの！』
BC｢……そっか｣
リクス。
その名前を私が口にすると、急にチャニオッパの顔が暗くなる事が増えた。
リクス___フィリックスは、私の幼馴染で。
幼少期からずっと一緒で、今でもお互いの家を行き来するくらい当たり前。
オッパは、そんな私たちの事も知っていたしリクスとも仲良くしてくれていた。リクスも｢今日チャニヒョンと2人でご飯行くんだ！｣なんて嬉しそうにしていることがよくあった。
それなのに。
BC｢…………なあ、A｣
『ん？どうしたのオッパ』
BC｢リクスと関わるのは、もうやめた方がいい｣
そんな事を、急にオッパに言われた。
理解出来なかった。
ほぼ生まれた頃からずっと一緒にいる幼馴染を、そんな風に言われるなんて思ってもみなかった。
『なんで、オッパだってリクスと仲良くしてたじゃん、』
『理由を教えてよ、』
『喧嘩でもした？なら仲直りすればいいよ、』
そのどれも、届かなかった。
(続きます)
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るぇもん(プロフ) - 細かくて申し訳ないのですがジソナではなくジソンアだと思います… (2022年7月12日 21時) (
レス) @page22 id: 32736c39e3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - サラさん» ほんとですかまたまたお世辞がお上手なんだから、、、ちゃんと神作にできるように頑張ります、、！ (2021年1月30日 19時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - いちごだいふくlikeさん» プロフィール見ました！！プロフィールから漂う神のようなお話の予感…更新頑張ってください！！ (2021年1月29日 22時) (レス) id: 1943299eac (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 1.0神無月さん» うわああ嬉しいお言葉本当にありがとうございます！！私自身まだ書けていないメンバーもいるので続き作ろうかな、と悩んでいたので嬉しいです！長編の方もありがとうございます！！ (2021年1月29日 21時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - サラさん» お待たせしました！！！取り急ぎ開設したのでよければぜひお読みください！！ (2021年1月29日 21時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすてい | 作成日時：2020年12月7日 15時
