【ドラコ・マルフォイ】グリフィンドールのりんごちゃん (ページ46)

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競技後

ドラコ「フン。ポッターはまるでヒーローだな。二人助けたって結局はビリじゃないか」

ドラコ達スリザリン生はハリーの悪口を言いながら歩いていた。

パンジー「ね、ねぇドラコ。噂で聞いたんだけど、ダンスパーティーの夜、Aマーシュと、その…キスしたって本当なの？」

ドラコはそれを聞いて固まる。

グラッブ、ゴイル、ノットの三人もその噂は知っていたが、ドラコに聞く勇気が無かったため、興味深い目でドラコを見つめていた。

ドラコ「それ、誰に聞いたんだ？」

パンジー「あー、えっと……」

ゴイル「スリザリンの生徒は、割と皆知ってる」

どうやら、スリザリンの生徒が現場を目撃して、広めてしまったらしい。

パンジー「でも、噂よね？嘘でしょ？まさかドラコがグリフィンドールの女を好きになるはずないもの。」

ドラコ「…………どうだかな」

ドラコの返事を聞いたパンジー、グラッブ、ゴイル、ノットは驚いて顔を見合わせた。

パンジー「ちょっと！あなたのお父さんは許すはずないわ。グリフィンドールで、しかもポッターの仲間なのよ？穢れた血とも仲良くしてるし…」

ドラコ「なんだ？お前らには関係ないだろ？」

パンジー「そう、だけど…」

ゴイル「お父さんにはもう紹介してるのか？」

ドラコ「まさか。まだだ。でもいつかは…って、お前らそんなに興味あるのか？」

ドラコ以外の四人は無言で頷く。

ゴイル「でも、紹介するなら早めのほうが良いんじゃないか？だって、そもそもお父さんがグリフィンドール生をすんなり受け入れるとは思えないし…」

パンジー「ちょっと、何その流れ。貴方達反対じゃないの？あの、ポッターの仲間なのよ？」

ノット「まぁ、Aマーシュなら納得かな…。かわいいし。」

ノットがそういった瞬間パンジーはギロッとノットを睨みつけた。