私の彼氏?はへ、んたい!? (ページ11)

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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

『んぅ』

あ、朝やいつの間に寝たんやろ…

今日もいつも通り髪の毛セットして

ご飯食べて…

玄関を出たら廉がいて…

一緒に登下校して…

それで今は軽くもめてますね(笑)

なんでそうなるんって廉がなぁ

廉「俺Aのお母さんのご飯食べたいなー」

なんて言ってきたから…

『えっ!?無理無理

家散らかってるし!?』

「は？(笑)嘘つくなやこの前玄関めっちゃ綺麗やったし靴まで全部直されてたし(笑)

人の家玄関できまんねんぞ」

『なにそれ…でもいや！

だってお兄ちゃんおるし…』

「ええやんっ!!だってあと1週間でもうお別れやで!?」

っ!!なんでそんな事言うん

そんなの言われたらいいよしかないやん。

『ん…わかった…でもお母さんがあかん言うたら

すぐ帰ってな？』

「ほーい」

そう言って私が玄関を開けて

『おかあさーん』

お母さん「はーい」

そう言いながらリビングから出てきた

そしたらお母さんがびっくりした顔して

お母さん「えっ!!Aいつの間に彼氏出来たんっ」

『えっと…』

廉「Aちゃんの彼氏の永瀬廉です

まぁ付き合ってる言うても俺がめっちゃ駄々こねた感じっすよ(笑)」

お母さん「えー。こんな未練タラタラのこの子のどこに惚れたんや(笑)」

うっわ、なにそれ自分の娘にそんな事言う!?

『あ、そうじゃなくて…

廉がお母さんのご飯食べたいって…

だめだよね、帰らせる！』

答える前に言ったら

お母さん「え？今日は暑くてそうめんにしたから

いっぱいあるから食べてらっしゃい」

『え、いいの!?いつもあかん！ってお兄ちゃんに言うてるやん』

お母さん「え？そうだった？」

うわとぼけとる(笑)

もー最悪

廉「ありがとうございます!!

お邪魔しまーす」

なんって言ってがっちし家のなかはいってるし…

『あ、お母さんお兄ちゃん帰ってきた？』

お母さん「え？あー多分まだ野球ちゃう？

引退試合で色々頑張ってるんちゃう？」

『そっか！なら良かった』

そういった瞬間

？「何がよかったん」

って聞こえて…

『えっお兄ちゃん!!』