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えー、ただいま１２時３０分でございまーす。
いまだに寝床を探せていないので諦めて外で寝る事にしました(河川敷)。とても頭が痛いです。
ここで心の中でずっと思っていたツッコミをいれさせて頂きたいと思います。
(私があの時倒れる意味あったのか！普通、誰かしらが通りかかって気づくだろ！私ってヒロインだよね！？ただ５時間も寝てただけだろ！喉も痛いし頭も痛いし、そして何より寒い！)
と、私が心のシャウトをしていると、
「（人1）ちゃん！？」
この声は…士郎兄！
ベンチに座っていた私は思わず「士郎兄！？」と呼んでしまった。
「何してるの！？こんな時間にこんな所で！」
「…別に。…強いて言うなら、自立期を迎えただけ。」
半ば冗談で言った。
士郎兄は私の腕を掴んで、私を引っ張っていった。
「家出だね？変な遠回しな言い方は良いから。」
「ちょ、ちょっと何処に行くの？」
士郎兄はまるで逃がさないとでも言う様に私の腕の掴む力を強くし、
「僕の家。」
「！？は、離して！」
抵抗していたが、そのまま私の視界が暗くなった。
「ん…。」
なんとなく視界がぼやけている。ここは…(『僕の家。』)
「！？」
完璧に目が覚めた。私の記憶が正しければここは士郎兄の家だ。
周囲を見回す。私の横で士郎兄が眠っていた。とにかくここから出なければならない。
敵地で長居していると、「何でフィフスに入っているの？」と聞かれ、答えるまで返してくれなさそ
うだし…。私が立ち上がろうとすると両手が離れず、そのまままた同じ場所へ倒れた。
「これって…。」
私の手はベッドの両サイドに片手ずつ拘束されていた。
「起きたんだね。（人1）ちゃん。」
「！士郎兄…。」
「まだ起きちゃだめだよ。君は熱があるんだから。」
「へ…熱…？」
「急に倒れた時は驚いたよ。服もちょっと濡れてたし。何してたの？水遊び？」
いつものように優しく話してくれた。
「別に…。川でおぼれてた子がいたから助けてやっただけだよ。」
そう言うと、士郎兄は笑って、
「（人1）ちゃんって別にとか言いながら結局は教えてくれるよね。」
「わ、笑わないでよ！恥ずかしい！」
少し昔に戻れた気がした。だが、そんな懐かしい気分もすぐに消える。
「ねぇ、（人1）ちゃんってどうしてフィフスセクターに入っているの？」
一番聞かれたくなかった事だった。
「管理サッカーが正しいと思うからだよ。」
思いっきり睨んで言った。
「違うよね。本当の事を教えてよ。」
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はるぽん太(プロフ) - raraさん» ありがとうございます！この様なコメントを頂けてとても嬉しいです！自分もこんな風に心が強くなれればいいなって思って書いてましたね…(-_-;) (2016年12月30日 10時) (
レス) id: 351b4983ee (このIDを非表示/違反報告)
rara - 心が強い主人公かっこいいですね！とても面白いです (2016年12月14日 22時) (レス) id: ed13405e15 (このIDを非表示/違反報告)
はるぽん太(プロフ) - アルデナさん» ありがとうございます！なかなか更新できずにすみません！急いで更新させて頂きます！ (2016年1月6日 17時) (レス) id: abe5212302 (このIDを非表示/違反報告)
アルデナ - 更新ファイト！です。 (2016年1月5日 22時) (レス) id: d7f047dca4 (このIDを非表示/違反報告)
はるぽん太(プロフ) - 秋桜さん» ありがとうございます！この様なコメントを頂けてとても嬉しいです！ (2015年12月27日 22時) (レス) id: abe5212302 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるぽん太 | 作者ホームページ：http://ｐｐｐ
作成日時：2015年5月6日 18時
