眠り姫�� ページ7
マル「A、私の鏡知らないかい」
そう口にしてからはっとする
そうだ、もう彼女はいないのだ
今のように談話室で本を読む自分の隣で、紅茶を飲みながら楽しそうに覗き込む彼女も、鏡を一緒に探してくれる彼女も
マル『あぁそうだ、さっきのリクルーティングで、ジョーがね…』
『何それ！後でからかおーっと！』
マル『それはやめておきたまえよ。君のような人間が彼を怒らせたら一溜りもないよ』
マル『今日も私は美しい！そう思うだろう、A』
『ウン、ソウダネー(棒)』
マル『思ってないだろう！』
何気ない会話も
マル『今夜は私の部屋に来ないかい…？』
『ｯ////』
少し特別な会話も
思い出せば鮮明に脳裏に浮かぶ
エイト「ｯおい、大丈夫か、マルフィ」
マル「っえ、な、何がだい？」
エイト「さっきAに鏡の場所聞いてたろ。それに上の空だったしよ」
マル「…ジョー、私はまだまだだな。彼女が目覚めるまで待つと誓ったのに、もう…」
そこまで言いかけて、下を向く
エイト「…いいんじゃねぇの。たまにはいなくなったやつの事を思い出して悲しむのも」
ふい、とそっぽを向いて彼が話し出す
マル「え…？」
きょとん、とするマルフィ
エイト「その方がアイツも喜ぶだろ。…無理に普通に振る舞わなくたって、どうせアイツが戻ってくる日はいつかは分かんねぇが、もう決まってんだ。だったら、感情をずっと我慢して待つより、素直に泣いて、惜しんで、、、ｯあー、なんだ……恋しく、想ってる方が、よっぽどいいんじゃねぇか。他の奴らなんて気にすんなよ。お前、ヴィランだろ」
マル「ｯｯ」
エイト「…あと、アイツがいなくなって悲しんでんのはお前だけじゃねぇ。ダルメシアなんか、"あの日"はわんわん泣いてたろ。
…それに手下といえども、俺らヴィランズの傍にいてもアイツは闇に染まらなかったんだしよ、カミサマとやらが、お前が思ってるよりもずっと早くこっちに戻してくれんじゃね？」
あ、でもヴィランズと恋仲になってたら駄目か？とブツブツ呟いていると、マルフィが小さく笑った
マル「そうだね。どうやら私は、ヴィランズ失格だったようだな。……ありがとう」
そう言うと、マルフィは帽子を目深にかぶり直し、談話室をあとにした
エイト「…だから普通に泣けっつーの…」
彼の去り際に絨毯にポトリと落ちた雫を見て言う
エイト「…ま、いいか」
あの気高い"アイツ"が人前で涙を流したのだから
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あいむ(プロフ) - えいみ〜さん» 嬉しいです〜(*^^*) 手下を好きになってから調べたりするようになりましたwまだまだ勉強不足ですよw 心はヴィランズなんですけども、ミスターに押しかけに行ってこようかな…666年後に一緒にタワーオブテラーの最上階に行きましょうd('∀'*) (2018年3月1日 21時) (
レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
えいみ〜 - いえいえ！気が合うかもしれませんね笑笑とても感謝しています！トランプの意味をよく知ってるんですね！参考になります！アイム様がヴィランズだったらよろこんで手下になるのになー…アイム様！ヴィランズになってくださいよ笑笑 (2018年3月1日 20時) (レス) id: 4fd3296984 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - えいみ〜さん» ↓のハートの7ではなく、6です！申し訳ありません！ (2018年2月26日 21時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - えいみ〜さん» 妄想集結でしたか？！私も妄想MAXで書かせていただいたので、もしかしなくても気があっちゃうんじゃないですかね…(。-∀-)ﾆﾔﾘ← ハートの7騙されやすい、という意味らしいですよ！私の手下ですか？！手ぐすね引いてお待ちしております笑 いつでもどうぞ〜！ (2018年2月26日 21時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
えいみ〜 - 歪み、サイコー！でした！私の妄想が集結しすぎて笑っちゃいました笑笑 夢主がトランプ兵っていうのが斬新でとっても良かったです！アイム様の手下になりたくなりました笑笑本当にありがとうございました！またお願いするかも知れませんが、よろしくお願いします！ (2018年2月26日 20時) (レス) id: 4fd3296984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2018年1月8日 1時
