一枚上手IV ページ42
｢カワイソウになぁ。お前のオヒメサマ、顔真っ赤にしてんぞ。｣
｢なっ、ちょ、ジョー、それ私も見たい。｣
｢ジョーうるさい！ マルフィもどっか行ってよ！｣
｢A、私が悪かったよ。機嫌をなおしてくれたまえ〜。｣
｢や！！｣
｢うるせェ〜！｣
｢……ジョー、扉を壊しても？｣
｢誰が許すと思って言ってんだァ？｣
｢だよなぁ〜。｣
ウーン、とマルフィは再び考える素振りを見せるがその顔はあまり困っておらず、むしろ楽しんでいるようにも見えた。魔法を使えるリクルーターのプライバシー保護のため、各自室のドアに解錠の魔法などは一切使えない。つまり中から鍵を開けてもらうか、ドアをぶち破るしかないわけだが、破壊許可は残念なことにおりなかった。つまり、エイトフットに鍵を開けてもらうしかない。
……結局、パンプキンソフトとベイマックスバーガーで手を打ったエイトフットにAは部屋から放り出されることとなる。
♢
｢マルフィきらい！｣
エイトフットに放り出されてマルフィに確保されたAは子供っぽい声で言う。ブンブンと捕まえられている腕を振り回すが、それでも彼は余裕そうにクスクス笑うだけでその腕が解放されそうにはない。
｢おやおや、そんな分かりやすい嘘はつくものじゃないよ〜。｣
｢嘘じゃないし！｣
｢じゃあ、私の目をちゃんと見てから言うことだなぁ。｣
｢ちょっと顔がいいからって！！｣
｢でもその顔が好きなのはキミだろ？｣
｢っ、う、うるさいｯ。嫌いになるから！｣
｢うーん、それは困る。じゃあキミの望みを聞こうか。｣
｢……………………私もベイマックスバーガー食べたい。｣
｢あはは。分かったよ。｣
マルフィはカラカラと楽しそうに目を細めて笑うと、Aに、ちゅ、と触れるだけのキスを落として、そっと彼女の腰に手を回した。
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あいむ(プロフ) - ちゃむPOPさん» コメントありがとうございます！ようこそ手下沼へ！！そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございますm(*_ _)mノロノロ更新ですがお付き合いいただけると嬉しいですです！ (9月22日 17時) (
レス) id: 703a955963 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむPOP(プロフ) - 最近手下沼にハマった者です。1作目から数日で一気読みさせて頂きました。世界観がとっても好きです。応援してます！！ (9月20日 23時) (レス) id: 75c22fdb63 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - ちゃろさん» ギャグ多めになってしまいました。笑 ご希望に添えていましたら嬉しいです。リクエスト頂きありがとうございました！ (8月1日 0時) (レス) id: 703a955963 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろ(プロフ) - あいむさん» リクエストさせて頂いたものを書いて頂き、ありがとうございます✨しかもあんなにたくさん❗呆れている他のメンバーの表情が凄く浮かんできました(笑) (7月31日 1時) (レス) @page37 id: 4d5a25e049 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - ちゃろさん» わがままだなんてとんでもないです！リクエスト嬉しいです♡かしこまりました！更新まで少々お待ちくださいませ( . .)" (7月25日 16時) (レス) id: 703a955963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2023年3月31日 23時
