熱中症*吉野順平* ページ5
虎「あっちぃ〜……」
『溶けちゃう……』
釘「アイス……アイスをくれ……」
伏「お前らちゃんと水分取れよ」
『パパ……』
伏「違ぇよ」
余りの暑さに、教室の机に突っ伏して項垂れる3人。
(伏黒は涼しい顔して読書中)
蝉の声も、ミンミンと煩い。
それがまた、暑さを増幅させているかの様だ。
虎「A〜。順平大丈夫そ？」
『うん、後でお見舞い行くの！』
呪術高専の同期である吉野順平とAは、付き合っている。
吉野は任務で怪我を負った為、今は部屋で療養中だ。
釘「……そうだA！熱中症って、ゆっくり言ってみて」
『…………？ねっちゅうしょう……？』
意味が分からない、と、Aの頭の中はハテナだらけだ。
釘「おっしい！もうちょいゆっくり！」
『ね っ ち ゅ う し ょ う……？』
釘「症を！症をもっと崩して！」
『くっ……崩すとは……！？』
虎「こいつら何やってんの？」
伏「もうじき分かるぞ」
虎「は？」
何度も何度も同じ単語を言わされるA。
ここまでやらされれば気付いてもいいのだが、気付かないのがAだ。
ちなみに虎杖も気付いていない。
『ね っ ち ゅ う し よ う……？』
釘「はい来た！やりぃ！」
そう言った釘崎は、ガタンと席を立ち、Aのほっぺにキスをした。
『…野薔薇ちゃんにちゅうされちゃった……もうほっぺた洗えない……』
伏「すぐ洗ってこい。汚ぇだろ」
釘「あ？やんのか？」
･
･
･
『ね、順平くん。熱中症ってゆっくり言ってみて！』
吉「え？」
吉野の部屋にお見舞いに来たAは、早速試してみた。
だが残念。
吉野はこれを知っている。
でもドヤ顔で言っているAが可愛くて、ちょっと虐めてみることにした。
吉「何で？」
『え……？』
吉「何で言って欲しいの？」
『えと……』
そう来るとは思っていなくて、明らかに困惑するA。
吉野はその様子を見てクスクスと笑っている。
あまりいじめすぎても可哀想かと思った吉野は、弄るのを辞め、ベッドから少し身を乗り出し、ベッド横の椅子に座っているAに軽いキスをした。
吉「ふふ、これでしょ？」
『……知ってたの……？』
吉「もちろん。さっき虎杖くんに聞いたんだ」
『……い、いじわる……！』
この後いっぱいちゅうされた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
このカップルは絶対ふわふわしてる(願望)
ネタを恵んでくださいという事でリクエスト募集とかしちゃっていいですか……→←3歩後ろ*禪院直哉*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 110人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華菜『偽名』 - もちろんお時間があればでいいです！ (2021年11月3日 21時) (
レス) id: 0fc6b946c5 (このIDを非表示/違反報告)
華菜『偽名』 - リク＆コメ失礼します！『乙骨憂太』で『任務中呪霊の攻撃をかばって倒れた』なんでどうでしょうか？…そして単純な欲望＆書いてほしさで『夏油傑』で『風邪で倒れた』はどうでしょうか…なぜか倒れた系統が好きなんです…小説とってもよかったです！！ (2021年11月3日 21時) (レス) @page6 id: 0fc6b946c5 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 刻卯さん» はーいよー！！！ (2021年9月19日 20時) (レス) id: fa378eaf30 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 怜さん» 五条人気ですもんねー！五条以外ももちろんドシドシお待ちしてますよー(ﾑﾌﾑﾌ (2021年9月19日 20時) (レス) id: fa378eaf30 (このIDを非表示/違反報告)
刻卯(プロフ) - はるさん» あー迷う｡｡｡めちゃ迷うのだが｡｡｡んーここは付き合うまでながれで！！ (2021年9月19日 16時) (レス) id: 1c6cfaebb6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はる | 作成日時：2021年7月23日 11時
