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「はっはっはっ！ルールを守って楽しい決闘！」
「うっふっふ！クロウリーさん私すっごくクロウリーさんに決闘を申し込みたい気分だわ！」
「決闘手続きは明日には終わっていますので挑むタイミングはご随意に。では、私はこれで。」
またもや少女はスルーされた。
素早く少女を抑えるエースとデュース。
グリムは「アイツ、いい加減この前言ってたツナ缶よこせよ。」と考えていた。
「あのカラス！！いつか！いつか返事をさせてやる！！」
「お、落ち着けって。」
「しかも一番大切な事最後に言っちゃ駄目じゃん！確信犯じゃん！魔法だけでこのメンツでリドル先輩に勝つビジョン無いよ！！」
少女は頭を抱えて膝から崩れ落ちた。
「魔法にはちょっと自信ないけど…なんとかなるっしょ！」
「お、おう！」
エースとデュースは少女の背中をさすりながら冷や汗バンバンで言葉をかける。
「オレ様とAの首がかかってんだから！気張るんだゾ！」
「親分…一生ついて行きますぅぅ。」
「うわっ！おもてぇから抱き着くんじゃねぇんだゾ！」
「グリムしか勝たん。」
少女は毎回自分の首輪も心配してくれるグリム親分にキュンポイントが爆発して、グリムに飛びついた。
グリムのお腹に顔を埋めて嘆く少女に、焦りながら少女を慰めるエースとデュース。
その光景はさながらカオスであった。
そんな光景を見て＿
「お前たち…」
トレイは何とも言えない表情で見つめる。
「あー！もう！オレ等が頼りになるとこ見せっから、いい加減起きてくれる！？」
「うぅ…お姉さん、心配で胃に穴が開きそう。」
エースが無理やり少女の身体を起こす。
「A、頼む。この前みたいに作戦をくれないか？」
「デュース…やるけどさぁ！無い脳みそ捻って出すけどさぁ！？」
ようやく露わになった少女の顔を見て、デュースは捨てられた子犬のようにおねだりした。
少女はそんなデュースに激弱だった。
「…はぁ。乗ってしまった船だ。最後まで面倒見ますよ。」
少女は心の中で白旗を挙げた。
まぁ、少女の性格的にここで見捨てるような真似はしないだろう。
「オレが寮長になったら、ぜってぇ『ボクが間違ってましたゴメンナサイ』って言わせてやるからな！あと変なルールで寮生をがんじがらめにするのもやめさせてやる！」
エースの気合の籠った宣戦布告が図書室に響いた。
「だーかーら！図書館では静かに！！！」
「いや、クロウリーさんまだいたのね。」
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芋けんぴ(プロフ) - Ｒ−アル−さん» しみわたりました！！ (2021年7月25日 1時) (
レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ−アル−(プロフ) - 芋けんぴさん» 五臓六腑に？！？！ (2021年7月19日 20時) (レス) id: 4d2464a69b (このIDを非表示/違反報告)
芋けんぴ(プロフ) - 無題さん» ご指摘ありがとうございます。ただちに訂正して参ります！ (2021年7月14日 7時) (レス) id: e6e71631e0 (このIDを非表示/違反報告)
無題 - 突然失礼します。20-1の決闘が血統になってます。 (2021年7月14日 6時) (レス) id: 6b1b4e2ad9 (このIDを非表示/違反報告)
芋けんぴ(プロフ) - どんさん» そうですか…。すみません、謝らせてしまって。 昔に一度試してみたのですが、出来なくて…。別の方法を探してみます。(´;ω;｀)一応、イメージイラストはちゃんとあるんですよ…。 (2021年7月12日 18時) (レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芋けんぴ | 作成日時：2021年1月6日 22時
