【ハリーポッター】楽しいひと時を。 (ページ8)

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第五話『入学』ページ8

緑の服を着た先生が

話をてきぱきとする

「マクゴナガル先生…だっけ？」

「うん、そうだよ」

「今からこの扉をくぐり、上級生と合流します
　その前にまず、皆さんがどの寮に入るか
　組み分けをします。
　グリフィンドール、ハッフルパフ、
　レイブンクロー、そしてスリザリン。
　学校にいる間は寮があなた方の家です。
　良い行いをすれば寮の得点となり、
　規則を破ったりすれば、減点されます。
　学年末には最高得点の寮に優勝カップが
　渡されます。」

「トレバー！」

「きゃぁっ！」

「わっ！…A、だ、大丈夫…？///」

マクゴナガル先生が話している最中

カエルに飛びついた少年

びっくりしたようで、Aは

ハリーに抱きついてしまった

「あ、はっ、ハリー…ごめんなさい…///」

「「「「…！////」」」」

Aの赤面した姿に

入学する一年生全てが頬を赤く染めた

男女いとわず、先生までも。

すると、ハリーの前に立ちはだかる

金髪の少年

Aは何が何だか分からずきょとんとしている

「本当なんだ？汽車で聞いた話。
　ハリー・ポッターがホグワーツに来たって」

「「「「ハリー・ポッター…っ！？」」」」

「ハリー、そんなに人気者なの？」

「うーん…そんな事ないけどなぁ…」

すると、金髪の少年は

Aの前に立ち、膝まずいた

まるで姫を迎えに来た勇敢な王子のように

「初めまして。君の名は？」

「…A・フェレール、です…」

「僕の名はドラコ・マルフォイ」

「ドラコね、よろしく！」

ドラコに向かって満面の笑みを見せるA

その姿を見て、ドラコの頬は赤く染まった

Aの横にいるハリーは何だか不服そうだ

「良ければ、僕達と行動を共にしないかい？」

ドラコがAに誘う

Aは予想もしなかったようだ

ハリーもひどく驚いている

「あ…でも、ごめんなさい」

「！…どうしてだい？」

「ハリー達といたいの！ごめんね、ドラコ」

今度はハリーの顔が赤く染まる

ロンに至っては髪と同じくらいだ

ドラコは何だか腹が立っている様子

「ハリーは、嫌…？」

「え？あ、や、全然！すごく嬉しいよ！」

「本当！？よかった…」

すると、マクゴナガル先生が戻ってきて

ついに中に入ることに

中にはホグワーツの全生徒が集まっていた

「何だか、怖い…」

「A、僕の側から離れちゃだめだよ？」

「…///…うん」