【ハリーポッター】楽しいひと時を。 (ページ7)

今日:4 hit、昨日:11 hit、合計:26,768 hit

第四話『お友達』ページ7

可愛い。

このコンパートメントに乗っていた3人は

同じ感情を持っていた

白い肌

透き通るような瞳

桃色の唇

壊れてしまいそうな程細い体

女神のような笑顔

その姿に３人はたまにふと、見つめてしまう

「あ、私はA・フェレール！よろしくね」

「…あっ、よ、よろしく…///」

「「！！////」」

その笑顔を見た3人は赤面せざるを負えない

ハーマイオニーはそろそろ着替えるよう言うと

足早に駆けていった

友達になる、という約束をして

ハーマイオニーの耳が赤くなっていたことは

誰も知らない。

「そろそろローブに着替えなくちゃね！」

「A、先に着替えていいよ？」

「あぁ、そうだな！ハリー、外に出てよう」

出ようとする二人を、Aが止める

二人が首を傾げていると

Aが口を開いた。

「先でいいよ！私が外で待ってる！」

「いやいや！！Aが先でいいよ！」

「ハリー！ハリー達が先でいいの！」

「うぅ…どうしようか、ロン」

「えぇっ、僕！？…A、譲りそうにないよ？」

「ロンさすがっ！私、外で待ってるね」

意気揚々と外に出るA

待たせているということもあり

二人は急いで着替え、Aを中に入れた

「次は僕らが外にいるね」

「うん、わかった！」

Aが着替えて二人を呼ぶ

すると、Aが二人を見て

「二人とも、凄く似合う！格好良いね！」

「「！？////」」

タコのように顔を赤く染める二人

Aも言うのが少し恥ずかしかったようで

可愛く「えへへ」と笑った

ガタンっと大きな音をたてて汽車が止まった

どうやら着いたようだ

ハリーとA、ロンは一番に外へと出た

「ここが、ホグワーツ…」

「よっく来た、イッチ年生！こっちだぞ！
　ほらほらぐずぐずせんと、急いだ急いだ。ほら。」

「ハグリッド！」

「よぉ、ハリー。Aもな」

「久しぶり、ハグリッド」

「うわーぉ…」

湖を渡るため船に乗り

学校へと向かう

その際、ハグリッドはずっと

ダンブルドアについて3人に話していた

Aは驚いた。

いつもは過保護で、心配症の祖父が

きちんと職務をこなしていることを

家では全く違うのに…

と、Aは小声でぼやいた。

「A、そろそろ着きそうだよ！」

「ん？あ、ハリー。ほんとだ！」

「楽しみだね！」

本当に楽しみ、と

Aは微笑んだ