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お腹も頭もズキズキ痛い。どうしようもなくて、正座のままソファーに上半身を預けた。
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は、と目が覚めると、肩にはブランケット。目の前にはけーたい見てる(彼氏)。
A「…(彼氏)?」
(彼氏)「あ、A、起きた?」
A「ねええええ…(彼氏)……痛いいいいい…」
(彼氏)の膝に倒れ込む。
(彼氏)「…大丈夫?」
A「無理ぃぃぃぃぃ…」
泣きそうになりながら訴える。
(彼氏)「さする?」
A「ん、(彼氏)、さすって…」
(彼氏)「うん…」
(彼氏)の大きな手が、ゆっくり背中をさすってくれる。
(彼氏)「お腹の方がいい?」
A「うん…」
(彼氏)「こっちおいで。」
ソファーに横にならせてくれて、膝枕してくれる。お腹をさすってくれる手が、優しい。
(彼氏)「大丈夫?」
A「ん…」
微笑んだ(彼氏)は、空いてる手で私の前髪を避けてくれた。
(彼氏)「…かわいい」
A「…え、」
(彼氏)「珍しくAが甘えん坊なんだもん笑」
A「だって…うっ…」
(彼氏)「ごめんごめん、無理に喋らなくていいよ。」
A「ご…めんありがと…」
(彼氏)「…うん」
(彼氏)がさすってくれただけで、だんだん痛みが落ち着いてくる。
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A「(彼氏)…」
(彼氏)「ん、ベッド行く?」
なんで分かるんだろう、この人は。
A「うん。」
よいしょ、とお姫様抱っこしてくれて、寝室まで運んでくれる。
(彼氏)「寝れるまでここに居るからね。」
A「…ありがと…」
優しすぎると、不思議と涙が出てくる。
(彼氏)「…泣かないで」
A「…はい。」
(彼氏)「ゆっくり休んで。」
A「うん。すき。」
(彼氏)「俺も笑」
そう言って(彼氏)は、世界一優しいキスをくれた。
_fin.*・゚
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作成日時:2018年12月11日 23時