検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:743 hit

ページ3

お腹も頭もズキズキ痛い。どうしようもなくて、正座のままソファーに上半身を預けた。

_________________


は、と目が覚めると、肩にはブランケット。目の前にはけーたい見てる(彼氏)。


A「…(彼氏)?」


(彼氏)「あ、A、起きた?」


A「ねええええ…(彼氏)……痛いいいいい…」


(彼氏)の膝に倒れ込む。


(彼氏)「…大丈夫?」

A「無理ぃぃぃぃぃ…」

泣きそうになりながら訴える。


(彼氏)「さする?」

A「ん、(彼氏)、さすって…」

(彼氏)「うん…」

(彼氏)の大きな手が、ゆっくり背中をさすってくれる。

(彼氏)「お腹の方がいい?」

A「うん…」

(彼氏)「こっちおいで。」

ソファーに横にならせてくれて、膝枕してくれる。お腹をさすってくれる手が、優しい。

(彼氏)「大丈夫?」

A「ん…」

微笑んだ(彼氏)は、空いてる手で私の前髪を避けてくれた。

(彼氏)「…かわいい」

A「…え、」

(彼氏)「珍しくAが甘えん坊なんだもん笑」

A「だって…うっ…」

(彼氏)「ごめんごめん、無理に喋らなくていいよ。」

A「ご…めんありがと…」

(彼氏)「…うん」

(彼氏)がさすってくれただけで、だんだん痛みが落ち着いてくる。


________________


A「(彼氏)…」

(彼氏)「ん、ベッド行く?」

なんで分かるんだろう、この人は。

A「うん。」

よいしょ、とお姫様抱っこしてくれて、寝室まで運んでくれる。

(彼氏)「寝れるまでここに居るからね。」

A「…ありがと…」

優しすぎると、不思議と涙が出てくる。

(彼氏)「…泣かないで」

A「…はい。」

(彼氏)「ゆっくり休んで。」

A「うん。すき。」

(彼氏)「俺も笑」

そう言って(彼氏)は、世界一優しいキスをくれた。


_fin.*・゚

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:女の子の日 , 彼氏 , 看病 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2018年12月11日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。