【ハリーポッター】ジェームズの幼馴染はみんなから好かれています (ページ38)

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ハロウィン翌日5 ～大広間にて～ページ38

大広間には、私達の悪戯による犠牲者がたくさんいた

『なんか、すっごいことになってるね～』

リリー「それは、あなた達の悪戯のせいでしょ？」

ジェームズ「リリーそんなに褒めないでくれよ～」

リリー「褒めてないわ！」

リリーそんなこと言うと…

ジェームズ「いやいや～褒めてるくせにー」

こうなるよ…
長年の経験からジェームズの行動はなんとなく予想できるからね

シリウス「腹減ったし、とりあえず食おうぜ」

ピーター「そうだね」

あっ！でもこのままじゃ、幼児に戻った子は食べにくそうだなぁ

『ねぇねぇみんな、このままじゃ幼児になった子達は食べにくいよね』

リーマス「そうだね。でもどうするか…」

そうだ！

私は思いついた瞬間に杖をもち、呪文を唱えた

ポンッ

弾けるような音と共に私達が普段使っている長机は、低くなり、座敷のように座って食べれるように変わった。

メアリー「うわぁー！すごい！」

リーア「これで」
ルーア「僕たち」
リーア、ルーア「「食べやすい！」」

ここにいる5人の幼児の他にも幼児へと変わっていた者たちは椅子に立って食べなくてもよくなり、とても喜んでいた。

しかし、突然に机が小さく変わったことにより多くのものが驚いた

大広間は大きく朝食を食べにきた人でごった返していたためAが魔法でやったとは知らなかったのである

シリウス「すごいな！さすがAだ！」

リリー「こんな考え思いつかなかったわ。さあ、みんな食べやすくなったことだし、食べましょう」

何を食べようかな？
やっぱり甘いケーキだな！

私は甘い糖蜜パイに手を伸ばした

リーマス「A、何してるのかな？」

『何って糖蜜パイを食べようとしてるんだよ』

何かまずいことでもしたか？

リーマス「今朝の約束覚えない？まさか」

今朝？…

あっ！まさか！

『リーマス、もしかすると糖蜜パイはお菓子に含まれるの！？』

遠足の前に「バナナはお菓子ですかー」って聞く気持ちが、やっとわかった気がする

リーマス「当たり前だよ。ケーキもクッキーも糖蜜パイもダメ」

『えー！嘘ー』

リーマス「本当だよ。もちろんジェームズとシリウスもね」

ジェームズ「え？なんで？」

リーマス「約束したじゃないか今朝」

ふっ！ジェームズも苦しむが良い！お菓子なしの辛さをわらわと！

リーマス「忘れたとは言わせないからね？3人とも。一週間は禁止だからね」