魔法界の恋物語短編集 (ページ2)

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ジョージside

倒れた次の日、目を覚ますと見慣れた顔があった

フ｢お、相棒目が覚めたか｣

『おう、おはよ』

ハ｢良かった、すっかり元気そうだね｣

返事をしようとして、大事なことに気がついた

彼女がいない

何故か昨日忘れてしまっていた彼女

『なぁ！Aは？！あの後来たか？！』

ハー｢！！よかった！思い出したのね！｣

『あぁ、なんで昨日は忘れてたんだ…？』

そう言うとガシャンと何かを落とした音がして

音がした方を見たら

酷く驚いたマダムポンフリーがいた

ロ｢え、どうしたんですか…？｣

マ｢あなた…！Aを思い出したのですか？！｣

『？はい』

マ｢なんてこと…！じゃああの子は…！！誰か、今すぐ校長先生を呼んできなさい！｣

ハー｢え、あ、はい！｣

みんなが戸惑う中校長が来た

ダ｢Aを思い出したのじゃな？｣

『え、？はい』

マ｢貴方は忘愛症候群でした。好きな人を忘れてしまう病気です｣

ハ｢でも、思い出して…｣

＿＿＿＿＿ダ｢その人が亡くなると思い出すんじゃ｣

喉がヒュッと音を立てた

『そんな、嘘だ！！まさか、そんなわけ！』

混乱していると校長から1枚の封筒を渡された

『これは、？』

ダ｢昨日Aから預かったんじゃ。

もしもの事があったら渡して欲しいと…｣

震える手でそっと手紙を開いた