出来損ないの私だから。【ハリポタ】賢者の石2 (ページ12)

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ウッドっていう先輩ページ12

連れてこられたのはどこかの教室前

知らない先生の声が聞こえてくる

今は授業中なのだから当たり前だ

ハリーと待っているように言われ、分かりましたと返事をする

手を開閉してまだ痛むのを感じる

今日は厄日だ、朝から体調も悪く

あの好きじゃない先生にもネチネチ言われた

それにいまさっきは箒に襲われた

卒業する頃にはボロボロだな…

ﾊﾘ「痛いの？」

『………別に』

先生は1人の男の生徒を連れて出てきた

おそらく先輩だ

同じグリフィンドールの制服なのに授業では見たことが無く、違う教室から出てきた

ﾏｸｺﾞ「ポッター、ロウェリス。オリバー・ウッドです。この子たちは最高のシーカーですよ！」

ﾊﾘ「『？？』」

しーかー？なんだそれ、と思ってるのは私だけでは無いようだった

隣でハリーも首を傾げている

＊

場面は変わり、先生からの話が終わった私とハリーは、ハーマイオニーとロンと共に寮に向かっていた

そこになぜかウィーズリー兄弟もいるのだが

もうしばらくは1人で行動出来ないな

ﾆｺﾗｽ「聞きましたか？ハリーとロウェリスがグリフィンドールのシーカーになったそうです。あの子たちならやると思ってました！」

『ｯぅわ……』

遠くの方で話しているサー･ニコラスの声が聞こえて体が強ばった

別にあの時みたいに慣れていないわけじゃない

サー･ニコラス以外にも住み着いているゴーストはいるみたいで、それも何度か遠目で見たこともある

でもやっぱり怖いのだ

今までいなかった存在だから

ﾛﾝ「シーカー？でも1年生がチームに入ったこともないのに。ハリー、ユウ！君たち最年少だよ！何年ぶりかな？」

ﾊﾘ「あ、先生が１００年ぶりだって」

『……らしいな』

ﾌﾚ「おい、やったなハリー、ユウ。ウッドに聞いたよ」

ﾛﾝ「フレッドとジョージも選手だよ。ビーターだ」

ｼﾞｮ「俺達はお前たちがボコボコにされないようにするのが役目。保証はできないけどな。クィディッチは荒っぽいから、怖いぞー」

ﾌﾚ「でも、死んだ奴はいないな。たまに消えちゃう奴はいるけど。１月かそこらで出てくるけどね～」

ﾛﾝ「頑張れよ、ハリー、ユウ。クィディッチはいいよ。最高のゲームさ。君たちきっと上手いよ」

聞いたことの無い言葉がぽんぽん出てくる

しーかー、びーたー、

それにくでぃっち

それが上手いだって、あるわけないじゃないか