出来損ないの私だから。【ハリポタ】賢者の石2 (ページ4)

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イタズラはする方が好きページ4

「悪い悪い！」

「もう言ってたかと思ったぜ！」

「俺がフレッドで」

「俺がジョージだ」

「「そこにいるロンの兄貴さ！よろしくな！！」」

『あぁ、だから……』

「いいよユウ。2人のことは気にしないで……」

『………元からさほど気にしていないから大丈夫だロン。よろしく、ウィーズリー兄弟』

「おいおいやめてくれよ」

「そしたらロ二ーもパースも入っちまうぜ？」

「「名前で呼んでくれよ！」」

『見分けがついたらな』

そう一言だけ言って食事に手をつける

本日最初のご飯だ

やっぱりあの家に比べて美味しい

もぐもぐ食べているとウィーズリー兄弟が何かの箱を渡してきた

何だ、と聞くとお近ずきに印に、らしい

お近ずきの印、なあ……

私はただ自分のエゴの為だけだと知ったらどうなる…？

少しだけため息をこぼして箱を開けるとぼん！っと音と共に煙が私の顔を包んだ

なんなんだ！？

この煙目にしみる……！

ゲホゲホと咳き込みながら煙を払う

ようやく離れたのでウィーズリー兄弟を睨んで言った

『何してくれたバカ双子！！！うぅ……目が…』

「「……………」」

『聞いてるのか！全く……まだ授業も残ってるのに……』

ウィーズリー兄弟は何も言わずに固まったままだ

怒ってるのに無反応なのが余計に怒りを増幅させた

こいつらといると何をされるか分からない…

また1人で行動して迷うのも嫌なため近くに居たハリーに行くぞ、と言った

「え、ちょ、ユウ？ロンと、ハーマイオニーは…？」

『あんな所に長居できるか！！ハリーだけでも行くぞ』

「待ってくれよ！僕も行く！」

「私も行くわ！このまま教室まで行きましょう？」

『…………あぁ、…』

私たちが4人で出ていった後ろでウィーズリー兄弟の顔が赤かったのは私は知る由もない

「「「なぁ、兄弟」」

「今の見たか？」

「見ない方が無理あるぜ」

「「……俺、男なのに可愛いって思った…////」」