【ﾊﾘｰﾎﾟｯﾀｰ】生き残った女の子！？『賢者の石』part2 (ページ13)

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第60話ページ13

「さぁ鏡には何が映る？

"賢者の石"を持つ私が..
どうやって手に入れる！！？」

{その子達を使え...}

クィレルが叫ぶと何処からか不気味な声がした

「ここへ来いポッター、ノワール！！早く！」

言われた通り二人で階段を降りると、以前
ハリーに見せてもらった鏡の前に立たされた

「答えろ。何が見える？」

私が見えたものは

笑顔で賢者の石を持つハリーと、
その横で同じように笑っている私

目の前に映っている二人はウィンクをすると
ハリーは賢者の石を持つ手をポケットへ

私はポケットから杖を取りだしていた

「『っ！！』」

「どうした、何が見える！？」

本当の事を言ってはいけない
と思ったのはハリーも同じらしく

「ぼ..僕がダンブルドアと握手してる。
グリフィンドールが優勝して..」

と無理矢理な嘘をついた

続けて私も嘘を言おうとしたら

{嘘だー..！！}

と、また何処からか声が聞こえ
嘘を見破られてしまった

「本当の事を言え！何が見えるんだ！？」

{わしが直に話そう..}

「貴方はまだ弱ってらっしゃる..」

{そのぐらいの力ならある..}

二人して思わず後ろに後退りをすると、
クィレルがまた振り返った

そしてトレードマークのターバンを器用に
剥がしていった

{ハリー・ポッター..A・ノワール..}

クィレルがターバンを取ると、鏡に映った
クィレルの後頭部に人の顔があった

{また会ったな..}

そいつはまさしく...

「『ヴォルデモート..！』」