転校生双子は狼と蝙蝠に惚れられます (ページ6)

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朝の梟便ページ6

ミスズside

昨日は楽しかったなぁ
そう思い一人部屋のベッドから飛び起きた
それにしても昨日……
なにか視線が感じた気がした
2人分の…いや､1人は姉さんに向けてだろうけど

何だったんだろう

大広間に行くと既にハーマイオニーとかは来てた

ハーマイオニー｢！おはよう！ミスズ！｣
ミスズ｢おはよ！ハーマイオニー｣

そう言った瞬間｡フクロウたちが一気に来た
私はこのフクロウ便が何よりも楽しみだったのだ
魔法処では寮生活ではなく登下校だった為､フクロウ便なぞなかったのだ

すると黒くて羽の1本だけが深緑のフクロウが私の元に舞い降りた

ハーマイオニー｢綺麗なフクロウね｡｣
ミスズ｢ありがとう！ん？あ！手紙だ｡｣

送り主は両親からだ

ミスズ｢届けてくれてありがとう！お礼にお菓子はいかが？｣

私は手元にあったクッキーを梟に与えようとしたらフクロウは目を細めて却下するという態度をとった

ハーマイオニー｢ミスズ｡フクロウにお菓子を与えてはダメよ｣

ミスズ｢あら｡この子は特別よ。ね､姉さん｣

すると黒いフクロウは一瞬にして姉さんになった

コトネ｢ｯﾁ｡朝早くにイギリスの大空をとぶ私の気持ちも考えろ｡バカ妹｡そろそろ自分の梟を飼え｡｣

ハーマイオニー｢そんな言い方は無いと思います！｣

ハーマイオニーは勢いよく姉さんに刃向かったが姉さんが指をスーッとハーマイオニーに向かって引くと意図も簡単にハーマイオニーが座った

ハーマイオニー｢！？｣

コトネ｢君はこの学年ではかなり優秀かもしれないが｡ワガデュー学校は世界最大の魔法学校というのを忘れないでくれ｡｣

さすが姉さん｡
私は心の中で拍手を喝采してた

するとまた視線が来た

視線を辿ってみると､優しそうな男性がこちらを見ており､隣の黒ずくめの人が姉さんを見つめてた

姉さんも気づいたみたいで私と同じ方向を見た

ロン｢ミスズ？あと…あの…｣

コトネ｢……コトネで構わん｡サクラとか言ったらこいつと被るだろ｣

姉さんは視線を変えずにロンに言った