即振られ ページ35
バーバラside
コトネが学校から消えて精々したわね
まぁ正確にはしばらく開けるって言う形だけど
けど…スネイプ先生が少し寂しそうな顔をしてるわ…
あいつのどこがいいのかしら
私はそんなことを思ってると､スネイプ先生が口を開いた
スネイプ｢貴様は､我輩の部屋で何をしてるのだ｡
出ていけ｣
スネイプ先生は私を睨んだ
なんで？なんでそんな怖い顔をするの？
私は不思議で仕方なかった
バーバラ｢何って…スネイプ先生のことが大好きだからですよ！スネイプ先生に好意を抱いてるからです！｣
スネイプ｢それは残念だったな｡我輩は貴様のことなんぞ大っ嫌いだ｣
え
は？
嘘でしょ？待って？
バーバラ｢どういうことですか！？｣
私はスネイプ先生のローブを思いっきり掴んだ
それと同時にインクがこぼれおちた
スネイプ｢そのまんまだが？｣
だけどスネイプ先生は全く微動もしない
バーバラ｢……先生｡月が綺麗ですね｣
スネイプ｢…そうだな｡だが我輩は太陽の方が好きだ｡それに､星の方が綺麗だぞ｣
そう言われ私はゆっくりとローブから手を離した
バーバラ｢ははっ…そ、そうです…か…｣
私は泣きながらそういった
バーバラ｢……けど先生｣
インクを魔法で片付けてる先生に背を向けて私はこう言った
バーバラ｢……絶対に諦めないので｣
スネイプ｢ではもうひとつ付け加えよう｣
そう言われて､また振り返ったらスネイプ先生がこちらを見た
スネイプ｢月が綺麗なのは手が届かないものだからな｣
【月が綺麗ですね】の答え方【ＮＯ版】
よく使われるもの→私には月が見えません
【私の夜空は真っ黒です】→相手に少しも恋心がない
【太陽の方が好き】→他に好きな人がいます
【手が届かないものだから】→相手がどんなに頑張っても自分の心に届かない場合
【星の方が綺麗】→異性として見たくない
つまりスネイプ先生はバーバラに対して
｢他に好きな人がいるし､貴様を異性として見たくもない｡
それに､貴様がどれほど頑張っても我輩の心には届かん｣
と言ってます
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作者名：オル | 作成日時：2021年5月17日 19時
