転校生双子は狼と蝙蝠に惚れられます (ページ21)

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美しいヒッポグリフ2 ページ21

ミスズside

ミスズ｢凄い！凄いよ！ハリー！｣

手を叩きながら私はハリーを称えてた

すると後ろで…

ドラコ｢やってやれないね……｣

という声が聞こえ思いっきり押しのけられた

コトネ｢!?何してるの！？ドラコ！待って！｣

姉さんの焦った声が響いたがスリザリン生は止まらない

ドラコ｢こんなケダモノ！僕にでも扱える！｣

するとそれは一瞬と出来事だった

ヒッポグリフのバックビークが爪を出しスリザリン生を引っ掻いた

いや､引っ掻いたはずだった

コトネ｢ドラコ！｣

姉さんが叫びながらスリザリンの男子を押しのけた

ｻﾞｼｭｯ

辺り一面に血の海が広がった

周りにいた人が悲鳴をあげた

姉さんを見ると､腕を抑えながら地面に倒れ込んでいた

ハグリッド｢おい！おい！Msサクラ！ドラコを退けろ！今すぐ医務室に行くぞ！｣

コトネ｢大丈夫です…いま…バックビークは興奮状態です…私だけで行きます…｣

姉さんはハグリッドを押しのけ､1人フラフラと歩いていった

ハーマイオニー｢馬鹿なの！？｣

次はハーマイオニーの怒号が響いた
そちらに目を向けると､先程の男子に向かってハーマイオニーが怒鳴ってる

ハーマイオニー｢あれが顔だったら!?喉だったら！？コトネがとび出てなかったらあんたが被害に遭ってたのよ！？
コトネに死ぬ程感謝しなさい！！｣

男子は震えてた

私は彼を睨んだ