四十八 主side ページ1
私達が息を潜めて輩に近づくと
何やら少女が一人で百面相していた。
足元には男達がのびている。
剣心「…あの娘、何でござろう。」
剣心が小声で聞いてきた
『さあ?近寄らない方がいいのかも。』
剣心「でも彼女が追剥ぎでござろう?」
『うーん…』
?「人が聞いていないと思えばいい気になって!聞こえてるわよ!あんた達!」
その子が私達の方を指差して言う
剣心「おろ…これはすまぬ。」
『ごめんね、それで貴方は誰?』
操「あたしは操だよ!巻町操。」
操はにこっと笑う。
よく見ればなかなかの美形だった
操「あんた達は?」
剣心「拙者は緋村剣心でござる」
『私は氷塚A、よろしくね』
警戒心を解くため、私達はニコっと笑う。
操「緋村に…Aさんね!よろしく!」
操さん、若干頬が赤いけど…どうしたのかしら?
操「しても…なんでこんな若い人達が山奥にいるのよ?」
剣心「…わ、若い…?」
『…私達今年で28なんだけど』
操「ええーーーーーーーーーーーーーっ!?」
近くの休んでいた鳥が飛んでいった。
鳥、ごめん。
操「嘘だ!詐欺よ!訂正しなさいよ!」
剣心「嘘ではござらんよ。ところでこの金でござるが…」
剣心は操が剥いでいた金を取った。
操「それは!私の金!」
『じゃないでしょ。』
スコーンと1発かます。
操「Aさん…痛いよ…」
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剣心 - ししおにキスされんのはゴメンだなww (2018年4月3日 18時) (レス) id: d86426f788 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 本当だ!すみません、ありがとうございます! (2016年5月28日 22時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - オリフラ立ったままですよ〜!このお話好きなのでこれからも期待してます♪ (2016年5月28日 19時) (レス) id: 9e25d5fa86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚姫 | 作成日時:2016年5月28日 8時