天然×鈍感

七鬼忍の放課後 ページ7

放課後

今日は…

えーと、今から、雑用手伝うだろ

で、早めに終わらせて、カフェテリアに行く…っと

今日、立花に集合の事の伝え方で、めちゃくちゃ悩んだぜ。

で、結果が、すれ違いざまにこそっと言う…だ。

それがよかったみたいで、立花も目だ立つ事なく出来た。

立花…ルンルンだったな。

可愛いかったな…

っじゃなくて！


早く雑用終わらせねーと！

ﾀｯﾀｯﾀｯ

ｶﾞﾗｯ

七 お、A子

A子 な、七鬼くん…

どうしたんだ？A子

顔が赤いぜ？

七 俺、この後用事、あんだ。早く終わらせよーぜ

A子 う、うん…

ｶﾁｬﾝ ｶﾁｬﾝ…

頼まれた雑用は、紙をホチキスで留めることだった。

あ〜つまんねーの…

てか、気まづい…

どーしよ

A子 な、七鬼くん！

七 なんだ？

A子 そ、そのぉ…七鬼くん、す、好きな人とかっているの…？

あー今、その話題めちゃ、タイムリーだわ。

七 それが分かんなくてよー

A子 …そ、そっか！よ、よかった…

なにがよかったのかは、知らんが、まぁ、よかったなら、いいだろう

A子 あ！あの！

七 なんだ。

A子 す、好きです！つ、付き合って下さい！

七 へ？

あ、やべ。変な声でちまった。

てゆーか、俺が好き？

これは、今ここできくっきゃないだろ！

え？なにをかって？

今、聞くからまってな。

七 なぁなぁ！それってどんな感じだ？

A子 えっ？えーと…その人の事を考えると、胸がドキドキしたりズキンといたんだり…です。

そうか…

あ、俺、コクられてんだっけ？

じゃあ、返答しないとだな。

七 すまん。それは、出来ん

A子 うっうっ

やべ！泣かせちまった！？

A子 うわぁーん！

Ｂ子 七鬼！さいってー！

は？

Ｂ子 行こう？A子。

A子 ぢょ、ぢょっどまっで…

こ、コワッ！

A子 なんで？最後の質問の答えがよくなかったの？

最後の質問の答え？

七 いや、バッチリだが？なぜそんなこと聞く？

Ｂ子 まさか、あんた…無意識？

無意識？

確かになんも考えてなかったな

七 で、なんでおれが最低なんだ？

Ｂ子 はぁ…あの質問、あんたがA子を試してるのかと思ったの。

は？試す？

Ｂ子 いい？この子は、どれだけ自分のことが好きなのか…って思ってA子にそーゆー質問をしたもんだと思って…

A子 ｳｳｯｸﾞｽｯｸﾞｽｯ…

な、なんか…すまん？

Ｂ子 はぁー気を付けてよね！行こうA子。

A子 う"うん…


さーてとっ！俺も行くかっ！？

って！？

まだ雑用残ってんじゃねーか


やっぱ、今日は、厄日だ…

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