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曇り 4 ページ5

男の子に連れ去られて着いた場所は
大きい部屋で……たぶん大広間かな?


「なぁ、大将!ずっとずっと待ってたんだ
中々来ないから心配した」

「あ、の……」

「さぁ、皆もきっと待ってる。早く行こうぜ!」

「待って!!」


大声を上げると少年はピタリと止まり
掴んでいた手を離す


「さっきから “大将” ってなに?
私は君を知らないし、此処もどこかも解らない
私は勝手に連れてこられただけ!」

「は、」


少年は困惑した顔で私を見つめる
なに、何なの、この子は


「大将……じゃ、な、い」

「だから、そう言って……」

「そうだ。大将は……あの時……
俺達を庇って、あいつらに、そうだ。なんで、」


なにやらブツブツと呟くその子に
私は思わず手に触れようとした



けど、











「触るな」













パンッ!と乾いた音が鳴る
手を叩かれたのだ



「なっ!」

「大将じゃないなら話は別だ。帰れ。人間」


スラリと刀を抜き私に向けるその殺気は
今まで感じたことのないくらい恐ろしいもの



「君は……一体」




「俺達は_________________________」































「ねぇ、なに騒いでるの?」




















大広間から出てきた少年は
赤いマフラーを着けた可愛らしい人だった

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(プロフ) - 続き待ってます。 (2018年10月29日 14時) (レス) id: 6b3736ca76 (このIDを非表示/違反報告)
ココアサイダー(プロフ) - ∞美紀姐∞@鶴丸国永、推してまいりますさん» すまねぇ親のせいで強フィルタリングで此処には滅多に来れないんだ。家でも一切ネット使えない(白目) (2017年2月26日 15時) (レス) id: abb1e24d8b (このIDを非表示/違反報告)
∞美紀姐∞@鶴丸国永、推してまいります(プロフ) - ヤバい、ヤバいよココちゃん。さといもさんと合作なんて羨ましすぎるよ←二人共、小説の書き方がとっても上手くて参考になります。そして良かったら私と合作してくだされ← (2017年2月26日 10時) (レス) id: 0e8bc2a864 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽 - もううまく言葉に出来ないけど、「あっ、好きだな」って思いました!更新頑張ってください (2017年2月25日 0時) (レス) id: 8a7c39201f (このIDを非表示/違反報告)
毬藻 - 凄く面白いです。主人公が大好きです!主人公を認めずウジウジする刀剣達(味方?以外)が許せない。前主が優しく良い人で他を認めたくないのも分かるけど…。主人公だって良い子!三日月の態度が…主人公が悲しむよ(T-T)皆、主人公を認めて愛されまくってほしいです。 (2017年2月24日 22時) (レス) id: ee9bc8a161 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ココアサイダー&さといも x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uranaikari1/  
作成日時:2016年10月24日 0時

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