【ホワイト本丸】曇りのち雨、のちのち快晴【引き継ぎます】

曇り 36 ページ37

…どうしようかな、隊員

みんな平等って決めたし、いいか。


「三日月宗近、岩融、蛍丸、加州清光、鯰尾藤四郎」

「うぇ？！俺！？」

「はーい。隊員やりまーす」

「うむ。任せろ」


まぁ、ほぼ私を認めてない人を選んだわけだが
すると鶴丸が聞いてきた


「どういうつもりだ。お前…！」

「私は言ったよ。敵味方関係なく選ぶって」

「……貞坊は、」

「貞くんには指一本たりとも触れさせない
何かあったら刀に戻る結界を彼にした」


貞くんは絶対に護らなければならない。
私のたった一人の大切な家族だもん

お前らなんかに傷つけられてたまるか


「そんなに俺たちのこと信用してないんですね」

「それはそっちもでしょう。お互い様よ」

「……味方できたからっていい気になるなよ」

「神様だからっていい気になるなよ。付喪神」


ばちばちと敵側と睨み合う
嗚呼………本当、気に喰わない瞳だなぁ


一層の事……


「お嬢」

「……うふふ。大丈夫よ。貞くん」



貞くんにも少し怒られちゃった


「あぁ。それと…貞くんが出陣しているときは」



堀川国広


お前に近侍を任せたい




「…いいんですか」

「何か不満？」

「僕はまた貴女を殺しますよ」



何度か殺されかけたもんね
君に。



「だからだよ。だから君に任せたい」

「……物好きな人なんですね、死にますよ」



「ははっ。殺せるものならね」

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