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曇り 33 ページ34

「酷いぞ鶴。俺が来るのはそんなに嫌か?」






そう言って袖で口を隠す三日月さん…


笑っているけど、その笑顔は渇いている。






「いや、そうじゃない。
ただ、かなり意外だと思ってなぁ…」



鶴さんもそれに気づいてるけど、
直球で聞くほど流石に馬鹿じゃない。







「確かに、俺はこの女子を認めてはいない。
認めるつもりも一切ない。」



笑顔で淡々と告げるけど、その内容は容赦ない。





「それなら、どうして…」

「単純なことだ。








もし、お主が此処の刀剣たちに何かしたり、
奏が作り上げてきたこの本丸を踏み躙ることがあれば…









その時こそ、お主を斬る。」




つまりそれって…監視って事だよね?






「んなこと俺がさせねぇっての!」

「なぁに、俺もじじいだからな。気は長い。
せいぜい頑張るがよい…









俺を怒らせるなよ、"奏"」




そう言って三日月さんは、
乱くん達と同じ所から出て行った。






「アイツ、お嬢の事わざと前の主の名前で呼んでやがる…!」

「仕方ないですよ。三日月宗近は奏とは最も近い存在だったんですから。」

「…じいさん」

「三日月の奴、まだ忘れてないじゃないか…」






皆があれこれ言う中、僕は何も言えなかった。

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(プロフ) - 続き待ってます。 (2018年10月29日 14時) (レス) id: 6b3736ca76 (このIDを非表示/違反報告)
ココアサイダー(プロフ) - ∞美紀姐∞@鶴丸国永、推してまいりますさん» すまねぇ親のせいで強フィルタリングで此処には滅多に来れないんだ。家でも一切ネット使えない(白目) (2017年2月26日 15時) (レス) id: abb1e24d8b (このIDを非表示/違反報告)
∞美紀姐∞@鶴丸国永、推してまいります(プロフ) - ヤバい、ヤバいよココちゃん。さといもさんと合作なんて羨ましすぎるよ←二人共、小説の書き方がとっても上手くて参考になります。そして良かったら私と合作してくだされ← (2017年2月26日 10時) (レス) id: 0e8bc2a864 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽 - もううまく言葉に出来ないけど、「あっ、好きだな」って思いました!更新頑張ってください (2017年2月25日 0時) (レス) id: 8a7c39201f (このIDを非表示/違反報告)
毬藻 - 凄く面白いです。主人公が大好きです!主人公を認めずウジウジする刀剣達(味方?以外)が許せない。前主が優しく良い人で他を認めたくないのも分かるけど…。主人公だって良い子!三日月の態度が…主人公が悲しむよ(T-T)皆、主人公を認めて愛されまくってほしいです。 (2017年2月24日 22時) (レス) id: ee9bc8a161 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ココアサイダー&さといも x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uranaikari1/  
作成日時:2016年10月24日 0時

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