もう4番目なんて言わせねぇから!!【Yuta.K】

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優「あ、えっと、初めまして、」

心の準備も出来ないまま、Aさんを待たせてはいけないと思って急いだのもあって、

喋りだしからどもってしまった俺。

「優太くんの声、イメージと違ったな笑
もっと落ち着いてて、低いかと思ってたから意外だった」

優「あ〜それよく言われる!!声が予想以上に高いって笑
でも、俺もAさんイメージと違ったわ笑
可愛いっていうからもっとブリブリした感じかと思ったら意外と普通だった笑」

「ブリブリって、それ可愛いの？
まぁとにかく、優太くんの好みの声じゃなかったって事ね、うんわかった!!笑」

なんか拗ねたみたいに言われたんだけど笑

優「いや、なんつうか、好みとかそうゆう事じゃなくて…」

語彙力が皆無の俺が、上手く言い返せないでいたら、

「他にも電話した人、何人かいるけど、声可愛いって言われたんだけどなぁ〜笑」

なんて言われてしまった。

ヤバい、これ、確実に俺の好感度下がるわ。

しかも、俺以外にも何人か直接やりとりしてる男がいる事を、たった今知ってしまった。

優「ちなみに、今直接やりとりしてる人何人いるの？」

「ん〜、正式にはわからないけど、たぶん20人前後だと思う」

そんなにやってんのかよ!!

そりゃあ、私慣れてるからって言うわ!!笑

でも、待てよ？

俺、毎日メールしてんじゃん？

今も電話してんじゃん？

俺の優先順位って何番目なんだろうか。

やべぇ、超気になる。

優「じゃあ聞くけどさ、俺の優先順位って何番目なの？」

そこまで悪くはないだろうと期待しつつ、Aさんの答えを待った。

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