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案の定。 ページ26

「はぁ…だから言わんこっちゃないんだよ」

紫耀とのWデートの場所どこにしようかなぁと考えながら帰宅すれば、

風磨から、岸がまんまと風邪で休んでいたという予想通りすぎる報告を受けた私。

『アイツ、家でシャワーまで浴びたくせにどんだけ免疫力ねぇんだよ笑』

「ホント、バカは風邪ひかないって迷信だよね」

私が呆れながらそう言えば、風磨が少し心配そうな表情で何かを考えていた。

『でもアイツ大丈夫かな?

俺は倒れてもAが居るけど、アイツ一人暮らしだからそこはちょっと心配だわ』

「そんなに心配なら家行ってみればいいじゃん」

『行きたいのは山々なんだけどさー、俺この後バイト入っちゃってんのよ。

あ、もし時間あるなら、Aが代わりに見に行って来てくんない?』

「は?何で私が行くのよ。

しかも一人暮らしの男の家に、可愛い妹を行かせるなんて兄貴としてちょっとどうなの」

『だってお前、岸とはそういう雰囲気にならないって言ってたじゃん。

それにアイツだって、俺の妹であるお前にはそう簡単に手は出せねぇって』

うん、確かに言ったけども。

それにしても、風磨の岸に対する信頼度がやや高過ぎやしませんかね。

『それにお前と遊びに行った後の事だし、ホントはお前もちょっと気になってんじゃねぇの?』

確かにそれも一理ある。

どこか見透かしたように言われた事に関しては、ちょっとだけ納得いかないけどね。

「はいはい、行けばいいんでしょ行けば」

私が嫌そうな顔で渋々ながらも了承すれば、

風磨はじゃあヨロシクーと言って、私の肩を叩いてからバイト先へと向かった。

何となくだけど、風磨は最初から私を岸の家に行かせるつもりだったような気がしてならない。

まぁ私に全く関係がないわけでもないし、多少なりとも岸を心配する気持ちもあるから行くけども。

風磨が今からそっちに見舞い行くわ、とだけ伝えたので岸は普通に風磨が来ると思ってるけど。

まぁ岸の顔を見て、生存確認だけして帰ってくればいいか。

私はコンビニに寄り、テキトーなものを買ってから岸の家に向かったのであった。

サプライズ?→←想像できないから。



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ひかる(プロフ) - 小袖さん» まぁしゃあなしですが付き合えてよかったですね♡(ツンデレ感)笑 完結までお付き合い頂きありがとうございます!!! (2022年9月24日 14時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
小袖(プロフ) - 無事岸くんと付き合えて安心しました!完結お疲れ様です! (2022年9月24日 8時) (レス) @page50 id: 086580d8cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかる | 作成日時:2022年4月6日 23時

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