いつもと違うところ。 ページ18
『え？俺の話？』
どこか不安そうな顔で私を見つめ、その後海人くんを見た。
『海人、お前何話したんだよ？
何か余計な事言ってねぇだろうな〜？』
『そんなの言うわけないじゃん!!
紫耀はもうちょっと俺の事信じてくれよぉ〜』
『何かイマイチ信用出来ないんだよなぁ〜』
そう言いながら、どこか疑いの目で海人くんを見ている平野に、
「海人くん、平野の事ヒーローだと思ってるって言ってたよ？」
私がだいぶざっくりと伝えると、嬉しそうな顔で海人くんを見た平野。
『海人、お前たまにはいい事言うじゃん!!』
『ちょいちょい、たまにはって!!笑
あ、でも今日の紫耀は、いつもとちょっと違うとこあるんだよねぇ〜♡』
ニヤニヤしながら紫耀を見て言った海人くん。
『何だよ、どこがだよ？』
『いつもは俺が緊張してると、紫耀が大丈夫だよって言って安心させてくれるんだけどさ、
今日は珍しく紫耀が、俺も緊張してるんだよなーって言ってたの!!笑』
『オイ、余計な事バラしてんじゃねぇよ!!』
『多分、Aちゃんに良いところ見せたくてバチボコに緊張してるんだと思う。
紫耀も可愛いとこあるよねぇ〜♡笑』
『ほら見ろ、やっぱりお前は余計な事言ってんじゃねぇか!!』
海人くんと平野のやりとりが面白くて、思わずニヤニヤしてしまう。
『何か俺、めちゃめちゃダセェじゃん…』
目の前で落ち込む平野を見て、何となく可哀想になった私。
「まぁ私が平野を見るかどうかは別として、ライブは頑張って？笑」
『うん!!俺頑張る!!
だからちゃんと俺の事も見て？ね、お願い!!』
さっきまでの落ち込みようが、まるで嘘だったかのように笑顔になった平野。
「しょうがないなぁ、じゃあ見るだけね。
でも、平野は絶対私にファンサに来ない事!!」
「何でだよ〜、そんなに俺の事が嫌い？」
「うん、嫌い。」
私がそう言えば口を尖らせる平野を、少しだけ可愛いなと思ったのだった。
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ひかる(プロフ) - みぃさん» やっぱり続編気になりますよねー笑 確かに書くのが楽しいって思ってないと書けないですね。私も平野と付き合いたいので続編読みたいです♡(作者はお前や笑) (2021年10月17日 21時) (
レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 続編お願いします｡でも書くのがしんどかったら、やっぱり書けないよ〜って言っても良いと思います｡作家さん自身が楽しめないと作品にそれが出ちゃいますから…私は、このお話好きです｡なので続編が読めたら嬉しいな(^^) (2021年10月17日 20時) (レス) @page50 id: b27fbfb28f (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - あちゅぴさん» 楽しく読んで頂けて嬉しいです!!やっぱり続き気になっちゃいますよねー。今のところ続編希望しか来てないので、書く可能性はだいぶ高いです笑 (2021年10月17日 20時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
あちゅぴ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています♡続編見たすぎます！！！！ (2021年10月17日 16時) (レス) @page50 id: 9024cefd53 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - かいとんさん» ありがとう!!やっぱり続編なんかな？間あけるとどんなお話だったか忘れちゃうもんなぁ〜私が笑(作者失格な)ん〜…海ちゃんはゴメン、全く考えてなかった!!笑 最近の私の読者様は、岸くんよりジンくん派の方が多いのかな？とか勝手に思ったりしてます。 (2021年10月17日 16時) (レス) @page50 id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかる
| 作成日時：2021年8月26日 19時
