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駅に着くと、少し人が集まっているように見えた。
「じゃあ、多分電車運行してると思うし、私、電車で帰るよ」
永「いや、まだちゃんと走ってるかわからんから、とりあえず一回駅員さんに聞いてきて下さい、それで大丈夫なら電車で、あかんかったら俺が家まで送りますから」
「ん？それって、駅員さんに聞いて一回ここに戻って来るって事？」
永「そうです笑 ちゃんと大丈夫やって確認出来たら、俺は帰りますから」
永瀬が私に、安心させるかのように優しく話すから、なんだか私の方が子供みたいだ。
「わかった、じゃあ行ってきます!!」
永「はい、行ってらっしゃい笑」
永瀬に笑顔で見送られながら、私は駅の階段をかけ上がった。
「永瀬、ただいまっ!!」
永「おかえり、電車どうやった？ちゃんと運行してたん？」
「ん〜、ちょっと微妙な感じかな、不定期運行はしてるけど、いつかは帰れるみたいな笑」
永「そっか、じゃあ時間かかるかもやけど、俺が送った方が確実やな」
「いや、でももう結構遅い時間だし、永瀬にこれ以上は申し訳ないから自力で帰るよ」
永「ん〜、でもいつ電車来るかもわからんのやろ？それに遅いから余計に心配やし」
意外すぎるほど永瀬が心配してくれてるのが伝わってきて、ちょっと泣きそうになった。
「大丈夫だよ、運行してるならいつかは帰れるし笑」
永「わかった、でも、なんかあったらすぐ連絡してな？すぐ飛んでくから」
永瀬のやつ、なんかめっちゃスーパーマンみたいな事言ってるけど、
「永瀬、私、永瀬の連絡先知らない笑」
永「えっ、そうやん、全然気づかんかったわ、じゃあ今交換しよ」
永瀬、今日はずっとカッコ良かったのに、ここにきて天然を晒す笑
そう言って連絡先を交換し、
「じゃあ、今日はありがとう、こんな遅くまでごめんね、運転気をつけて帰ってね」
と感謝を伝えると、
永「電車が全然来なかったらすぐ連絡してな、いつでも連絡待ってるから」
やっぱり今日の永瀬はイケメンだった。
「了解、じゃあ、ほんとにありがとね、お疲れ。」
永瀬は私の言葉に軽く手を上げてから、二人で来た道を一人で帰って行った。
その後、わりとすぐに電車が来て、意外なほどスムーズに帰れたので、心配してるであろう永瀬に、
『無事、帰宅致しました!!
今日は本当にありがとうございました。
今日の永瀬、めちゃくちゃイケメンで、ちょっと好きになりそうでした笑』
と、メッセージを送った。
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ひかる(プロフ) - AAAさん» めっちゃ遅くてもコメント嬉しいです、ありがとうございます!!え、最近まで永瀬担やったんですか？しかも、以前に読んで下さってたようで笑 作品数少ないので、簡単に制覇できると思いますが、頑張って下さい!!笑 (2020年4月14日 11時) (
レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
AAA - 完結お疲れ様でした(めっちゃ遅い)これ読んでて、なんか見たことあるな〜って思ってたら、私が永瀬担だったときに読んでた作品でした(笑)今日からひかるさんの作品制覇目指します！ (2020年4月14日 9時) (レス) id: 492279a5e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - ハナさん» はじめまして。更新楽しみにして下さってたなんてありがとうございます。新人へなちょこ作者に、続編とか番外編の希望とか、嬉しいけどハードル高いですぅ〜泣 (2019年9月5日 11時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - さちままさん» はじめまして。ドキドキきゅんきゅんしてもらえて嬉しいです!!終わってしまって残念なんて、もったいないお言葉ありがとうございます。番外編かぁ…書き始めたらまた日記みたいになっちゃいそうです笑 (2019年9月5日 11時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - はじめまして！更新楽しみにしてました。完結おめでとうございます。また続編や番外編などあると嬉しいです！ (2019年9月5日 10時) (レス) id: ab876f20aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかる
| 作成日時：2019年8月23日 19時
