平凡な暮らしをしていたら、いきなり異世界に飛ばされました。【異世界能力系】 (ページ26)

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＊26話ページ26

せとなが個室から出てきたことにあいるは驚きつつも、自分が加害者だと言われたくないのか、演技を続けた

「ぐすっ…はらるちゃんがぁ…あんたウザいって言ってぇ……いきなりぃ切ってきたのおぉ…ずっ」

周りの人は同様してこっちを見る

「え、なにそれ酷い」

「あいるちゃん大丈夫?」

たとえ相手がぶりっこでも、不審者転校生には勝るようだ

と、突然音量MAXであいるの声が響きわたった

何か、と見ればせとなが流しているのだ

＜あんた、ほんとに生意気ね＞

と流れ周りがざわつくのがわかる

担任だから、とあずき先生も来ているが女子トイレだからか遠慮して入り口にいる

あいるのカッターキャー直前の言葉が流れると、あいるが慌てる

「ちっ、違うの!これは…」

と、くちごもる。

まあ、ざまあーと見ながら周りを見るとぽかん、としている人とはらるちゃんごめんねと謝ってくる人

あはは、大丈夫だよ、といつもの調子で答えると

はらるちゃん笑うんだ、という声が聞こえた

失礼な。

とりあえず無事でよかったです、とあずき先生が周りに教室に戻るよう促す

あいるは黙って保健室に行く

傷、浅いと思うんだけどなー←

「なんて言う理由で裏切り者にしようと言ってたの?あいるちゃんは」

とあずき先生に聞かれ、さすがにあいるが先生のことをだありんと言っていたことを言うのは吐き気なので

『なんか、私のあずき先生に手を出すなって言われました』

と省略←

私神だったわ

ぁ、ちゃう、ペーパーか

「ぉ、おぉ…おぉ、」

と困惑の先生

いやそりゃそうでしょ、いきなり生徒に「私の」発言されたら私でも引くわ

しかも実際、だありんって言ってたし←

吐き気しかしないわ←

とりあえず今回はこれでよかったっす()