平凡な暮らしをしていたら、いきなり異世界に飛ばされました。【異世界 能力系】

＊24話 ページ24

『さて、おまいら』

と、あずき先生の家についた所で声をかける

『寝る場所とは』

と、問うと、まず始めにロリになったせとなが

「僕ベッドがいい!のあ出して!」

『却下、場所取る』

即答して簡潔に済ませたはらるは、ぶーとむくれるせとなを見て満面の笑みで

『よーしよしよし』
と、頭を撫でる。

ロリコンだって?え?なに?

ロリコンだよ(どやぁ

『可愛いねえー、可愛い、かわi……んぐっ』

馬鹿にしてるのが伝わっているのか、せとなが腹パンしてくる

女子が出しちゃいけない声出たぞ今

どうしてくれるんだせとな


『とりあえず、のあが2つ布団出せばよくね』

「ほいよ」

と、さすがチート野郎

一瞬で出しやがった、ﾁｯ


そんなことを思っている間にも、早くもせとながｵﾌﾄｩﾝにダイブしていて、のあにご飯食べろ風呂入れ歯磨きしろ、と暗示のように叱られている


隣ではそれを見てなあやがあはは、と苦笑い


言い合いをしてくれているあいだに、そそくさとDSを取り出す私

残念だが、スマホは没収されてんだ、全く。


メモ帳を開き、ペンで「掃除、ご飯、洗い物、洗濯」とかく。


住まわせてもらうんだから、これくらいはしなきゃね。

そして、黒笑いをしながら

4人でね。と心の中の自分の発言に付け足す


家事を大まかに4つかいたあと、その下には4人の名前をかく

つまり当番式だ


サボったらどうなることやら…ねえ?


その後、ぶーぶー文句言われながらも、当番式の家事をすることを伝えた


ま、どうせやるでしょ、とやることはやる皆に感謝しつつ

寝る前にやらなければならないことにとりかかった

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