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*23話 ページ23

ふと思った。

『先生の家って学校から近いの?』

学校じゃないからタメ口でも良いだろう。

疑問に思ったのは、現在、歩いて帰っているということだ。


「まあまあ」

まあまあなら車で来ましょう。

車あるでしょ!?青いふぃっとさん!!


「ぇ、あるけど。……地球温暖化防止のために。」

「そんな車1台じゃ変わらんわ」

私の心を透視して答えた先生に、最近何故かツッコミに目覚めたせとながツッこむ。

そしてノアが、こわ…と透視されるのを恐れて1mくらい離れる。

1mぐらいじゃ何も変わらないだろ。


ダメだ、発言に謎が多すぎる。

そもそも、
『ここ地球なん…?』

こんな世界が地球にあったら地球滅びてるわ。

大地ドカーンっていってマグマだけ宇宙にぷかぷか浮いてるわ。


少し後ろにズレてきたフードを右手で被り直しながら、質問の答えを求めるように先生を見上げた。

いや、見た。この身長なら見上げるなんてことないだろう。


先生はあっと気がついた顔をして言った。

「ここ、地球じゃなかった。」

そうでしょうねぇ!?ビビったわ…。

というかボケが酷すぎて草も生えない!

肥料持ってくるか!?それとも水か!?


「それじゃ、ココどこ」

と、心は読ませんぞ!的な必死な剣幕で身を引いているノアが質問する。

答えを探すように先生は少し黙った後、こう言った。

「火星」

「「「『嘘つけ!!!』」」」

だめだボケすぎだ!

「火星とは、らるちゃんの母星」

とせとなが何故か説明をする。


『火星の白狐ですどーもどーも』

「らるちゃんエキノコックス?」

『…るっせぇ!!ちゃうわ!』


説明しよう、エキノコックスとは狐に発生する感染病だ。

人間が感染すると死んでしまうらしい。


『いいんだね!?私がエキノコックスで!?触っちゃうよおお!?』

ひぃっとなあやが短い悲鳴をあげ、

「ぎゃあああああああああ来ないで来ないで来ないで来ないで来ないで来ないで来ないで」
ノアが奇声をあげ、

「うるさ…」
と、せとなが耳を塞ぐ。


いつも通りすぎるわ。

騒ぎ、喚き、帰る頃には皆笑顔で家についた。

今から寝る場所決めか。

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はらる - ありがとう!! はらるさんがんばる(`・ω・´) (2018年10月26日 21時) (レス) id: 77e8d2d9b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - はらるさん» 千bitごえおめ! (2018年10月26日 19時) (レス) id: 7cf9ebc6d4 (このIDを非表示/違反報告)
緋月瀬音奈(プロフ) - なんかいつの間にhit数増えてね? (2018年10月26日 18時) (レス) id: e94d3cd3d0 (このIDを非表示/違反報告)
彌祐(ログアウト) - はらるさん» どいたまでちよ( (2018年10月21日 1時) (レス) id: 963abcba02 (このIDを非表示/違反報告)
彌祐(ログアウト) - え、察したのか(( (2018年10月21日 1時) (レス) id: 963abcba02 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はらる | 作成日時:2018年9月23日 17時

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