5話 ページ5
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『三途さ〜ん！
あれ！？三途さんがいない！？
どこに行っちゃったの！？』
三途さんが少しだけ仮眠していた私を置いて勝手にアジトに向かってしまったことに気づき、私も後から追いかけアジトに入った。
『三途さんどこですか！？』
キョロキョロアジトを歩き回り三途さんがいないか確認するが一向に見当たらない。本当にどこにいったの。
そんな私を見て、誰かが近寄ってきた。
九「三途なら今いねーぞ」
『あっ！
金しか勝たんの九井さん！』
九「あ？
てめぇ、何勝手に変なあだ名つけてんだ殺すぞ」
『だって本当のことじゃないですか！
今も諭吉さんもってるし！』
九「うるせえ。
今すぐ三途と死ね。骨だけは拾ってやる」
『みんな三途さん嫌いすぎませんか！？なんで！？』
九｢逆に三途のどこが好きなんだよ。
あんなのただのヤク中あたおかでいい要素がどこにもねーじゃねーか｣
『みんな分かってないんですよ三途さんのいい所！』
九｢例えば？｣
『例えば……チーズケーキ好きなところとか』
九｢ぶはっ！｣
私の言葉を聞いて、九井さんは腹を抱えて笑い出す。なんで、そんなに面白かった？
あ、こんなこと話してたらチーズケーキ食べたくなってきちゃった。
『で、三途さんはどこにいったんですか？』
九「首領のとこ」
あー、ボスのところに行ってるのか。
ナンバー2だから首領補佐みたいなもんだし、ボスなら仕方ないか。三途さんも大変だな。
『九井さんはこれから仕事ですか？』
九「そうだ。
夜は雨降るって言ってたしめんどくせーけどマイキーからの命令だ。行くしかねぇよ」
『こないだ湿気で髪の毛大変なことになってましたもんね！
伝説の髪型がまた見れるのを楽しみにしてます！』
九「気をつけろとかじゃねーのかよ。
何楽しみにしてんだ殺す」
『三途さんも湿気あると髪の毛はねたりするんですよ！かっこいいですよね！』
九「その話はくそどーでもいい」
『えー、そんな……』
すると、事務室のドアが開いた。
三「何してんだ、てめーら」
『あっ！三途さんいた！』
九「三途、こいつなんとかしろよ」
三「あ？」
『おかえりなさい三途さん！
三途さん今日も相変わらずかっこいい！結婚したい！』
三「九井、俺には無理だこいつだけはどうにもできねー。」
九「殺せばどうにかできんだろ」
三「まぁな」
『三途さんも九井さんもひどい！
私はずっと生きてみせますからね！』
三｢生きるな｣
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ゆき(プロフ) - 更新楽しみにしています！！頑張ってください！ (2021年9月23日 16時) (
レス) id: 71bdc7cd9e (このIDを非表示/違反報告)
無気力に自信が有る人 - あ、クライマックス………いや、作品の波……？でしょうか。更新頑張ってください！ (2021年9月20日 18時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
叫びすぎて喉痛い - ふっ…控えめに言って神 (2021年9月18日 20時) (レス) id: bf3a83fab0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - うわぁ！！！神作品！！！自覚してくれ三途くん！！！更新楽しみに待ってます！ (2021年9月16日 18時) (レス) id: f68d781c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乱れ桜 | 作成日時：2021年9月14日 14時
