好きです！三途さん！

14話 ページ14

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パシャ。パシャッ。



今日も元気に三途さんの写真を撮り続ける。



もちろんバレないようにと、永久保存版にするんだ。3枚ぐらい印刷しよ。あんなとこに三途さんの写真を隠してるなんて言えないけどね。バレたら終わりだけどね。



あー、今日もかっこいい。萌え死にしそう。



あ、いい写真が撮れた。これスマホに移して待ち受けにしようかな。



そう思っていると



三「お前、なに撮ってんだ？」

『もちろん三途さんをーーー
いやあああああ！私のカメラがあああ！私の癒しがあああああ！』

三｢そんなこと知らねぇよ！
勝手に撮ってんじゃねぇクソアマが！｣



もう何回三途さんにカメラを壊されたんだろう。



写真を撮ってるのがばれ、三途さんが取り上げると思いっきり床に投げつけられた。



あー、こりゃ絶対壊れてるよ。バラバラになってるもん。



『なんで隠れて撮ってたのにわかったんですか！？』

蘭「まずカメラを隠しきれてなかったよな」

『A、一生の不覚』

竜「相変わらずきめーなお前の奥さん」

『奥さんって……そんな……
きゃっ♡』

三｢ニヤついてんじゃねーゴミカス｣

蘭｢奥さんにそんなこと言わないの！優しくね春ちゃーん｣

竜｢そうだぞ春ちゃん。奥さんに優しくな｣

三｢誰がこんなちんちくりんを奥さんにするかよ！死ね｣

『2人ともすみません。私の旦那様が失礼なこと言って』

三｢てめぇも便乗してんじゃねぇーよ！マジで殺すぞゴミ共！｣

『それよりも……
私の三途さん専用カメラが……』

蘭｢仕方ねぇな、蘭ちゃんがカメラ買ってやるよ｣

三｢協力してんじゃねぇ｣



三途さんはチッっと大きな舌打ちをした。仲良くはないけど仲良くしてるのを見て嫉妬してるのかな？可愛いな。



三「……本人よりも写真のほうがいいのかよ(ボソッ)」

『え？三途さん、何か言いました？』

三「いっ、いや！何も言ってねー！」

『？』



三途さんが何かを言っていたのを見たが、小さくて何を言っていたかわからなかった。蘭さん、竜胆は小さく腹を抱えて笑ってるけど。何か言ったのかな三途さん。



竜｢何言ったか教えてやろうか？｣

『え、知りたいです』

蘭｢じゃあ100万用意して♡｣

『今すぐ用意してきます』

三｢性悪兄弟！余計なことしてんな！いますぐ忘れろ！
それとA！無駄遣いすんな！給料やんねーぞ｣

『え！それはやだカメラ買えない！』

三｢カメラはもう頭から捨てろ！買ったら殺すぞ｣







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