11話 ページ11
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『ねっ!?
1枚、1枚だけでいいからお願いします!』
三「俺に近づくな!離れろ!
気持ち悪ぃのが移る!」
『その脱いだばかりのベストを私に渡してくれるだけでいいんで!
お願いしますよ三途さん!』
三「黙れ変態クソ女」
『くっ……
変態でも三途さんが言ってくれるなら最高の褒め言葉です!』
あー、今日も三途さんが大好き!明日も明後日も明明後日もそれ以上も!
蘭「あー、今日もやってるよ」
竜「もうAと寝てやれよ春チャン」
三「あ?
誰がこいつなんかに手出すんだよ」
『そんなこと言って、本当は三途さんも触りたいくせに?』
三「殺す。誰がてめーなんかに勃つかよ」
『三途さんのその下半身にぶらさがってる息子さん私にください。私が大切にします』
三「てめーにやるぐらいな切り落としたほうがマシだわ」
蘭「じゃあ本当に切り落としちゃう?」
三「てめーは包丁持ってくんじゃねぇ。死ね」
万「痴話喧嘩は別の場所でしてくれ」
三「すみません、ボス」
『痴話喧嘩だなんて……!きゃっ!』
三「こんな奴絶対ありえねー!」
もう、本当に三途さんはツンデレなんだから。
こんなに嫌がってても私のこと好きなんだよね。知ってる。
『じゃあ!一緒に写真撮ってください!』
三「は?」
『お願いします!一生のお願い!』
三「てめーのお願いは何個あるんだ」
『今回で最後!お願いします!』
三「うるせぇ」
竜「本当にうるせーから撮ってやれよ」
蘭「写真ぐらいいいじゃねーか。変人同士なんだし」
『蘭さん達も変人ですよね!?』
三「よく分かってんな。」
蘭「そこはてめぇら話合うんだな。うぜぇ」
竜「2人まとめてスクラップだな、」
万「三途、撮ってやれ」
三「マイキー!?
……チッ。分かったよ……」
三途さんに腕をつかまれ、隣に座らせる。
三途さんとの距離が近い、ドキドキして過呼吸になりそう。
カシャッ。
私が持っていたカメラを取り、右手に持ったカメラで小さなレンズが私たちを捉えた。
ほらよ、とカメラを渡されて、撮った写真を見ると
『ぎゃああああああああ』
三「うるせぇな!」
『だって、見て、これ…………
三途さんが、笑顔……』
もう死んでもいい。可愛い、かっこいい。さすが私の三途さ……
蘭「あーあ、Aが倒れたー」
竜「どんだけ三途好きなんだよ」
蘭「顔真っ赤にしてんね?」
万「きめぇ」
三「俺の補佐にするんじゃなかった……」
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ゆき(プロフ) - 更新楽しみにしています!!頑張ってください! (2021年9月23日 16時) (レス) id: 71bdc7cd9e (このIDを非表示/違反報告)
無気力に自信が有る人 - あ、クライマックス………いや、作品の波……?でしょうか。更新頑張ってください! (2021年9月20日 18時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
叫びすぎて喉痛い - ふっ…控えめに言って神 (2021年9月18日 20時) (レス) id: bf3a83fab0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - うわぁ!!!神作品!!!自覚してくれ三途くん!!!更新楽しみに待ってます! (2021年9月16日 18時) (レス) id: f68d781c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:乱れ桜 | 作成日時:2021年9月14日 14時