純情純粋なディアソムニアの一年生 ページ8
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ユウside
｢…知りたい？｣
｢いや、それは…｣
スッ、と目を細めれば存外ビクリとした様子。
吊り上がった眉に意志の強い瞳、見た目から判断するのは良くないのだが意外な反応だとも思った。
どうやら、曲がりなりにも女子の着替えを見てしまった事に動揺しているようだ。
現に箱が直撃してほんのりと顔が赤いのに全く気にした様子は無い。
(…よし、許そう。)
こっちも防衛本能から箱を投げてしまったし、お相子という事にしようと伝えれば未だにしょぼしょぼしている。
確かにサラシを巻いてるし傷だらけだし火傷の跡もあるしでお粗末にも女性的とは言えない身体だが、そこまで動揺する事はあるのだろうか。
……ただしリリア先輩、アンタは駄目だ。
ツノ太郎がセベクを慰めている背後でキッと睨み付ければ、反省してない様子でまたペロリと舌を出していた。
こんのコウモリ野郎…。
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｢ーー改めて、僕はディアソムニア寮一年生のセベク・ジグボルトだ。
…先程はすまなかったな、ユウ・イズモ｣
｢別に、もう大丈夫だよ。
見られて得になる物なんて無いし｣
｢しかし…｣
口調は固いが先程からずーっと眉が垂れ下がっている。
因みにグリムは先の騒動でも全く起きて来ない。
どいつもこいつも、とぷんすかしているとリリア先輩がセベクの背中をポンと叩く。
｢大丈夫じゃ、ユウ。
｢無論、儂もじゃが｣とリリア先輩がぽそりと呟く。
ツノ太郎は騒ぎに気付いて駆け寄って来たが、その時の私はもう既に魔法で服を着せられていた。
けれども、何も言う事は無く黙り込んだままだ。
｢……そうなの？｣
｢……｣
｢…大丈夫だよ、セベク｣
｢！｣
｢私は別に怒ってなんか居ない。
ただ、この身体は禁忌なんだ。
まだグリムにしか話してない｣
うっそりと、目を細めて笑った。
リリア先輩とツノ太郎が静かに息を飲む。
生憎、純情な君の反応が私は気に入ったんだ。
否応なしに引き摺り込まさせて貰うぞ、セベク。
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追加属性:負い目と罪悪感
セベクもデュースと同じくらい純情だと信じている作者が此処に居ます、(´･Д･)」＜誰かー着替え中の女の子連れて来てー！
後ついでにジャックも純情だと思((
ヴィランの学校にはプリンセスが居るらしい→←あまり嬉しくないラッキースケベ
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サッポロポテイトゥ - 最高です！リクなのですが‥わ、私オクタが大好物でして‥少し絡んで欲しいです！この話とても面白く、目からオアシスメーカーですー (2023年1月19日 13時) (
レス) @page5 id: 186cc97eda (このIDを非表示/違反報告)
マロ汰(プロフ) - 葉月さん» わー一番乗りおめでとうございます！続編も引き続き頑張って行くので、よろしくお願いします(*´∀`)♪ (2022年12月26日 22時) (レス) @page8 id: 12860d964e (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 評価とお気に入りの一人目は私が頂きました！！マロ汰様の文章や内容どれも大好きなので続編も更新楽しみに待機しております！！ (2022年12月26日 16時) (レス) id: 7976f6f747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マロ汰 | 作成日時：2022年12月26日 16時
