五十 ページ4
NOside
新「いつからエリザベスん中入ってた、あ"ァ"⁉
いつから俺たち騙してた」
桂「ちょ!待て、今そんなこと言ってる場合じゃないだろう
ホラ!見て!今にも敵さんが襲いかかってきそうな雰囲気だよ」
新「うるせぇんだよ!こっちも襲いかかりそうな
雰囲気!」
桂「待て、落ち着け。何も知らせなかったのは悪かった
謝る」
片手を広げ新八達の前に出し静止を要求する
桂「今回の件は、敵が俺個人を標的に動いていると思った故
敵の内情を探るにも俺は死んでいることにさた方が動きやすいと考え
何も報せなかったんだ……」
桂「何も、俺個人の問題に他人を巻き込むのも不本意だ…」
桂が話している途中で高杉派の者達がしびれを切らし刀を向けた
新/楽「だから何でエリザベス何だァァッァァ!!」
新八と神楽が桂の足をつかみ敵を払いのけるようにして振り回す
それに高杉派の者達は苦戦していると
ま「何やってんスかぁ!」
青筋を立てまた子が銃を構える
武「…………ん?あれは」
武市の声にまた子も同じ方を向く
それにつられその場の者達がそちらに目を移した
ま「おいアレ、なんかこっちに……」
また子の言葉通り一隻の船がこちらに向かって真っ直ぐと進行している
勢いを緩めることなく
新/楽「ん?」
よく見るとその船の先端には本物のエリザベスが腕を組み構えていた
そして案の定、船は高杉の船に突っ込み大きな爆発音とともに黒い煙を上げる
そしてその騒ぎの中、目を覚ます者がいた
『…ちくしょー、マジでいつかフルボッコにしてやる。いや、ほんとマジでさぁ………』
壁を伝いながらドアの前に立つ者
綺麗に巻かれた包帯は血で滲んでいた
それをもろともせずドアを蹴破り船内に足をのばす
片手は傷を抑え、もう片手は壁を伝う
『ヤベェよ、減給だよ。めっちゃ怒られるよ
残業しても意味ねぇよ』
一人愚痴をこぼし奥に置かれた三刀に手をかける
その横には血にまみれた真選組の制服があり着れるような様ではない
『ありゃりゃ、新しいの買わんとダメだな
一応持って帰ろう
言い訳にはなるし
…………は!おニューの携帯壊されたんだ…
買うのめんどい。もういいや』
着ていた薄い着物の帯をきつく締め、刀をさす
『文句いっとかなきゃね』
そう言い甲板へと足を向ける
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ユユき(プロフ) - 3シリーズに入る事ができました!読んでくださっている方々!誠にセンキューです!これからも読んでください!ってかむしろ応援してください! (2016年6月9日 22時) (レス) id: 96ef1d08f6 (このIDを非表示/違反報告)
にーにゃの小龍包 - グロかったけど、超面白かったです☆爪いたそう。。。続き楽しみです!!(*^◯^*) (2016年6月1日 15時) (レス) id: c55e279bdf (このIDを非表示/違反報告)
ユユき(プロフ) - みみみ皆様!投票ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2016年5月31日 22時) (レス) id: 96ef1d08f6 (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁,s - 1に投票します…!! (2016年5月29日 19時) (レス) id: 8257172c04 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 1でお願いします! (2016年5月28日 18時) (レス) id: be98b20e7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユユき | 作成日時:2016年5月2日 0時