【銀魂】絶望に花束を 2

七十二 ページ26

Aside




ついにやってきた星屑し


私は殺さんよ！だって警察だから！


殺したいけど心だけは殺っといて肉体は生かす


まさに半殺し！


でもでも、到着までには時間があるのでちょいと悪さします








『潜入成功！』



倉庫に入り込む資料を読み漁る



重要部分だけ記憶すればいい



これまでに関わってきた事件


潰した星


殺した人




『さすがに母船じゃないから情報不足だな……

これだけはなんともならないから今度にしよう

後はなにがあるかな………』



出したものを元に戻し次に手をつける


えーっと…………


一つの資料が目に止まる


私にとっては異様なる存在感


指先が震え始めた


『なんでここにあんだよ………』


その資料の背表紙には忘れられない文字が書かれている




『桜家…………』





ゆっくりと手に取り開く



当時の写真がいくつもあり、全焼した家が写っている



なんで春雨がこの資料持ってるの

幕府関係者でなければ手に入れるなんてできない

これは知らせた方がいいな………



ある程度見ると全てを戻し書庫を出た





幕府の裏でやっぱ繋がってるな

近いうちに母船に行くって言ってたからその時見るか


山崎って大丈夫なのかな？


一応身元も全部調べておこう


元老とか言う奴も査定内に入れて近いうちにまとめよう


考えながら歩いているとアホを生やした毛が見えた



もう行くのか………






威「準備できた？もう行くヨ」


一つ頷くと後をついていった

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