【銀魂】絶望に花束を 2

五十八 ページ12

土方side






……………………………





土「………………」




『…………………』





Aが退院後、早速溜まっている始末書の整理を二人でしている



溜まっているって言っても、隊士がまとめて不十分な点を直しているという事だが……







『…………………』





俺の部屋で見張りも兼ねて作業している





いつもとは違いとにかく静かだ




『3番隊の修正終わりました』





やっと喋ったかと思ったらこんな事



調子が狂うったらありゃしねぇ





置かれた紙の束を幾つか持っていくと再び沈黙が走る




チラリと見るがさっきと同じ体勢で正しく正座をし筆を進ませている




スラスラ









あれからかれこれ2時間は経っている



土「そろそろ休憩いれっかぁ…」




そう言いながら足を崩し体の方向を変えた









『…………………………




……………………………









ブハァァッァァッッッ


つっかれたー』



さっきに静けさとは違い、思いっきり畳に倒れ込んだ






『いやぁぁ、2時間とかきついわぁぁぁ

もう直ぐで死ぬところだよ』




土「言出屁はオメェだろ」




『わかってマンモス

でも疲れるわ、2時間集中するとか至難の技じゃん

こんな人間が神を超えたよ』




いや、もっと集中する奴ぐらいいるだろ




『糖分摂取してきまーンモス

あ、痺れた』



ズッズッズッ



倒れ込んだ体を起こそうと足を立てたがさすがに2時間の証は出ている


下半身を引きづりながら食堂方向に貼っていった



テケテケさんかよッ









『ぬをォォォォ！』



あ、立ったな









Aside





いやー、マジもう無理


提案しといてなんだけどもう無理


足が死んだ


多分今切断しても痛くないぐらいに痺れまくってるよ




ヤベェよ、足が死んだよ


ってか1話ごとにどっか死んでる気がする





食堂の台所に入りクレープ製造中



これから私はこのクレープのようの平たくなるのか



何処がだよ









ノリツッコミって心が疲れるわ………





悲し悲し悲し悲し悲し悲し悲し悲しおいし

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