【銀魂】絶望に花束を 2

プロローグ ページ2

「一生、この命をかけてお仕えしましょう」









そう言った剣士は文字通り命を落として命令を果たす






女も男も関係なく、ただそう言って死を迎えた





子はそれになろうと刀を握る






本能と使命の狭間でいくつもの命が誕生し消えていく





そしてまた一人が口を開く





「希望なんていらない

絶望を味わうくらいなら希望を知らない方がマシだ

だから理不尽な死さえも受け入れよう」








そしてその意思を受け継ぐ者がたった独りになり



こう言った




"貴方の大切な者を私が守りましょう

あの者達が寿命を迎えるまで、この手でなんとしても守り抜きます

もし守れなければ、私の生きる意味はないでしょう









私の最大の弱点は、あの人達の死


生きるためにもなんとしても守ります


だから、待っていてください"

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