はっぴーしゅがーらいふ (ページ14)

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甘い物、苦い物ページ14

『なに、あのおっさん、妻子いるくせに嘘ついて

あんたと付き合ってたん？』

『そうなんよ。

バレたら開き直ってキミはタダのおつまみとか

言ったからブチ切れ立ったわ(笑)』

弁当の時間３人で机を付けて飯を食べる

『うわ、サイテーやん。』

『ホンマ、殺してやりたいわぁ。』

小瀧：ダメやで。殺しちゃ阿寒で。

『冗談に決まってるやーん(笑)』

『でも、スリルある恋愛とか楽しそうちゃう？』

『例えばー、主任の北梅田は？』

北梅田：小瀧さん、ちょっと。

手をクイクイとしてこちらを見ている。

『あ、噂をすれば…』

北梅田：小瀧くん、昨夜学校の事で家に電話を

したんやけど、誰も出なかったんです。

何かあったんですか？

小瀧：もう、寝てたかもです。

北梅田：まさか、七時くらいですよ。

小瀧：…あ、俺バイトでした。

あと、おばさんも結構夜に出掛けたりするので

北梅田：おや、そうでしたか、何も無いならいいんです。

確か、ご両親が亡くなって叔母さんと二人暮らし何ですよね

キーンコーンカーンコーン

小瀧：あ、予鈴。

その場から立ち去ろうとすると

北梅田が俺の手を引っ張り

北梅田：何かあったら言ってください。

君は … 他の子より不安定というか心配です。

小瀧：…

ぎゅうと俺の手を掴む

小瀧：女遊びならもう辞めたし大丈夫です。

本命ができたので

でも、そうですね。困ったことが一つあります。

最近ストーカーにつけられているような。

いえ、でも多分気のせいです。

せんせ、ありがとうございます。

重岡：お前それホンマに気のせいなん～？

男にもモテる体質なんやから気ぃ付けてや～？

しげが俺に注意してる中カランコロンとドアが開く

小瀧：あ、いらっしゃいませ

重岡：おま、ちょ、話聞けやぁ！

客：望くんホンマにかっこええなぁ♡

私、お持ち帰りしちゃおうかなぁ♡

重岡：お客さん、そういう店ちゃうから辞めてくださいよ！

客：私は重岡くんなんて呼んでへんよ！

大体なんなん、客に向かって！

重岡：店長呼ぶで！

そう言うとお客さんは帰って行った。